Google レンズの進化形「なぞるだけで検索」を実現した「Circle to Search」が登場
画像やテキストを「なぞる」「丸で囲む」「タップする」などの簡単なジェスチャーで、アプリを切り替えることなく検索できる「Circle to Search」が登場し、2024年1月31日から利用可能になることがGoogleから発表されました。
Google introduces new Circle to Search feature on Android
https://blog.google/products/search/google-circle-to-search-android/
Circle to Searchの概要が以下の動画で紹介されています。
A new way to Search: Circle to Search - YouTube
ネットサーフィン中に気になる画像を見つけたら、スマートフォンのホームボタンかナビゲーションバーをロングタップします。
するとCircle to Searchが起動するので、画面をなぞって検索したいオブジェクトを丸で囲みます。
これにより、囲った範囲にあるオブジェクトと似た画像が検索され、結果が表示されます。
「なぞる」という動作をしても同じ。
なぞられたオブジェクトについて検索できます。
検索した画像と合わせてテキストを追記することでGoogleのAIからの回答を得ることも可能。例えば食べ物の画像を検索した上で「なぜこの食べ物はこんなに人気なの?」というテキストを加えると、その食べ物は何なのか、何からできているのか、なぜ人気なのかといった回答をAIが出力します。
これまでのAndroid向けGoogle レンズでは、画像を検索するとGoogleアプリが別ウィンドウで立ち上がり、表示された四角い枠を調節して検索範囲を指定するという手順を踏まなければいけませんでした。これに対し、Circle to Searchはアプリを切り替えることなく検索できる点が特徴です。
Circle to Searchは、Pixel 8、Pixel 8 Pro、Samsung Galaxy S24シリーズなど一部のAndroidスマートフォン向けに、2024年1月31日に提供開始される予定です。
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