Google検索バーからAI画像を生成できる「Search Generative Experience」が登場

Google検索に生成AI機能を導入するテストが開始されました。Google検索バーからプロンプト(命令文)を入力して画像や文章を生成できる機能「Search Generative Experience(SGE)」が、アメリカ国内向けに利用可能になっています。
How to use generative AI to create images and write first drafts
https://blog.google/products/search/google-search-generative-ai-october-update/

Google’s AI-powered search experience can now generate images, write drafts | TechCrunch
https://techcrunch.com/2023/10/12/googles-ai-powered-search-experience-can-now-generate-images-write-drafts/
Google’s AI-powered search experience can now generate images - The Verge
https://www.theverge.com/2023/10/12/23913337/google-ai-powered-search-sge-images-written-drafts
Googleは、画像生成機能のイメージを動画で示しています。以下の画像をクリックすると動画が再生されます。Google検索バーに「シェフの帽子をかぶって森の中で朝食を作り、ベーコンを焼いているカピバラの写実的な画像」と入力すると、まずは画像が4つ生成されます。そこからさらにプロンプトを編集して、新しい画像を生成することもできます。

生成した画像はそのままダウンロードできるほか、Googleドライブにエクスポートすることもできます。同様の機能には、検索ワードを基に画像を表示する「Google画像検索」からもアクセスすることができます。内部的には、画像生成AIの「Imagen」ファミリーが用いられているとのこと。

画像生成に加え、クリエイターの「アイデア出し」を手助けする文章生成機能も導入されています。Googleによると、執筆のアイデアやインスピレーションの検索をサポートするための「下書き」機能を用意し、下書きの文章を短く、あるいは長くしたり、カジュアルなトーンに変えたりできるようにしているとのこと。
例えば、ガレージをホームオフィスに改装する方法などを調べていて、ウェブ上で参考になるアイデアや連絡を取りたい業者を見つけたら、SGEに「ガレージ改装の見積もりを業者に依頼するメモを書いて」と頼むことができるそうです。

SGEはユーザーの一部に対して展開され、今後数週間かけてより多くのユーザーに拡大される予定です。生成機能はGoogle Search Labs経由でSGEの利用をオプトインしたユーザーに提供され、記事作成時点ではアメリカのみに、英語限定で展開されます。
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in ソフトウェア, ネットサービス, Posted by log1p_kr
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