MicrosoftのチャットAI「Copilot」のAndroidアプリがGoogle Playストアでひっそりと登場
Microsoftが、以前は「Bing Chat」と呼んでいたMicrosoftの対話型AI「Copilot」を、正式な発表をすることなくGoogle Playでリリースしていたことが判明しました。
Microsoft quietly launches dedicated Copilot app for Android - Neowin
https://www.neowin.net/news/microsoft-quietly-launches-dedicated-copilot-app-for-android/
Microsoft Copilot is now available as a ChatGPT-like app on Android - The Verge
https://www.theverge.com/2023/12/26/24015198/microsoft-copilot-mobile-app-android-launch
2023年12月26日に、CopilotがひっそりとリリースされているのをあるX(旧Twitter)ユーザーが発見しました。Google Playの配信ページでの最終更新日が2023年12月19日となっていることから、アプリはこの日にリリースされていたのではないかと、この件を最初に報じたニュースサイトのNeowinは指摘しています。
https://t.co/ENhlMO2EoL pic.twitter.com/jfDilAF2s7
— techosarusrex (@techosarusrex) December 26, 2023
Androidユーザーは、以下のリンクからアプリ版のCopilotを入手することが可能です。
Microsoft Copilot - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.microsoft.copilot
アプリを入手するには「インストール」をタップします。
「開く」をタップします。
アプリ使用時の画面は以下のような見た目。Microsoftの「Bing: AI&GPT-4とチャット」からチャット機能だけを取り出したようなUIになっています。また、GPT-4を使うかどうかを切り替えるトグルボタンもあります。
Microsoftアカウントでログインしなくても会話できました。
ログインするとDALL-E 3での画像生成も行うことができます。MicrosoftがBingチャットをCopilotにリブランドしたことが反映されていないのか、生成の前に「これはBingです。描いてみますね」と発言してしまっています。
IT系ニュースサイトのThe Vergeは「リブランドの際にBing Chat EnterpriseもCopilotに統合されたことを踏まえると、今回のCopilot専用アプリのローンチは、独立したCopilotエクスペリエンスを拡張する上で理にかなったステップのように思えます。まだiOS版がローンチされる兆しはありませんが、すぐに登場するでしょう」とコメントしました。
・関連記事
Microsoftはコード補完AIツール「GitHub Copilot」でユーザー1人あたり月額3000円近くの損失を出しているという報告 - GIGAZINE
MicrosoftがWindows 10向けにAIアシスタント「Microsoft Copilot」を導入予定 - GIGAZINE
AIが開発者の効率的なコード記述をさらに助ける「GitHub Copilot X」発表 - GIGAZINE
MicrosoftのAIチャット「Copilot」がAI作曲の「Suno」と連携し自動で音楽を生成する機能を導入 - GIGAZINE
Microsoft Copilotは選挙関連の誤った情報・古い情報・陰謀論をべースに回答しているため政治について尋ねるのは不向きとの報告 - GIGAZINE
MicrosoftがBing Chatの名称を「Copilot」にリブランド - GIGAZINE
Windows 10のプレビュー版にAIアシスタント「Copilot in Windows」が登場 - GIGAZINE
・関連コンテンツ