iPhone 15 Pro MaxとPixel 8 Proのどちらがより良い写真を撮れるかブラインドテストを実施
AppleのiPhone 15 Pro MaxとGoogleのPixel 8 Proはどちらも記事作成時点で最上位のフラグシップモデルであり、特に搭載されているカメラが非常に高機能なものとなっています。IT系ニュースブログのMashableが、iPhone 15 ProとPixel 8 Proで同じ被写体を撮影した写真を用いたブラインドテストを行っています。
iPhone 15 Pro Max vs. Pixel 8 Pro: I blind-tested 20 iPhone owners on which takes better pictures | Mashable
https://mashable.com/article/iphone-15-pro-max-pixel-8-pro-blind-test
ブラインドテストは、iPhoneを所有するMashableの編集者20人に2枚の写真を提示して、どちらがよく撮れているかかどうかを質問するという形式で行われています。2枚の写真のうち1枚はiPhone 15 Pro Maxで、もう1枚がGoogle Pixel 8 Proで撮影されています。
◆1枚目
以下はまるで蜂の巣のような形状をした高層建築物の写真。左側の写真はコントラストに優れており、右側の写真は被写体の色が強調されており、特に茶色部分が際立っています。
上の写真は左側がiPhone 15 Pro Max、右側がPixel 8 Pro。投票の結果はPixel 8 Proの勝利でした。
◆2枚目
被写体はショッピングセンターにある巨大な熱気球型のモニュメントで、大量の照明で飾られています。左側の写真は色温度が高く、暖色がかっています。右側の写真はコントラストがはっきりしており、特に暗闇の黒がハッキリ出ています。
答えは右側がPixel 8 Pro、左側がiPhone 15 Pro Maxで撮影した写真でした。投票の結果もほとんどの人がiPhone 15 Pro Maxの写真に投票したとのこと。
◆3枚目
ニューヨークのビルに囲まれた広場の写真で、どちらも超広角カメラで撮影されています。左側に比べると、右側は色がはっきりと表現されてくっきりした絵になっている印象で、芝生の緑や看板の青色が鮮やかです。
左側はPixel 8 Pro、右側はiPhone 15 Pro Maxで撮影した写真でした。結果はiPhone 15 Pro Maxの写真の方がよいという人が多数派だったそうです。
◆4枚目
日没後のエンパイアステートビルを5倍望遠で撮影したもの。日が沈んで暗いので、どちらの写真もナイトモードで撮影されています。右側の方が左側よりも光が抑えられ、ビルの細かい部分がはっきり映っているように見えます。
投票結果では右側、すなわちPixel 8 Proで撮影した写真に軍配が上がったとのこと。
◆5枚目
5倍望遠で、ロレックスの店頭にある看板を夜に撮影したもの。右の写真は王冠型のロゴと「ROLEX」の文字がかなりくっきりしています。それに対して、左側の写真は光がぼんやりと広がったような柔らかな印象を受けます。
答えは左側がiPhone 15 Pro Maxで、右側がPixel 8 Proでした。やはり看板がより鮮明に見えるためか、投票結果では4枚目と同じようにPixel 8 Proの勝利でした。
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