DJIのポケットジンバルカメラ「DJI Osmo Pocket 3」が登場、1インチCMOSセンサー搭載&タッチディスプレイが縦横回転可能に
ドローンやジンバルのメーカーであるDJIが、手のひらサイズのジンバルカメラ「DJI Osmo Pocket 3」を発表しました。「Osmo」の名前が復活した今モデルは前世代モデルのDJI Pocket 2と比較してセンサーサイズが大きくなり、さらにタッチスクリーンも大型化したほか、4K/120fpsのハイフレームレート撮影にも対応するなど、大きく進化を遂げています。
DJI、ストーリーが動き出す瞬間を確実に捉えるOsmo Pocket 3を発表 - DJI
https://www.dji.com/jp/newsroom/news/dji-releases-the-osmo-pocket-3-for-moving-moments-with-unparalleled-precision-jp
Osmo Pocket 3 - その瞬間、ストーリーが動き出す - DJI
https://www.dji.com/jp/osmo-pocket-3
新登場、DJI Osmo Pocket 3 - YouTube
前世代のDJI Pocket 2では、1.7分の1インチサイズのセンサーでしたが、Osmo Pocket 3は1インチCMOSセンサーを搭載していること。センサーサイズが大きくなることでより多くの光を取り込むことができるので、暗い場所や夜間でもよりノイズの少ない映像を撮影できるようになります。
また、本体に搭載されているタッチスクリーンも、1インチ液晶ディスプレイだったDJI Pocket 2と比べて大型化し、2インチOLEDディスプレイとなりました。Osmo Pocket 3では、タッチスクリーンが回転式になったことで、直感的かつ正確な操作が可能となり、さらに縦向き撮影と横向き撮影を簡単に切り替えることができるとのこと。
さらに、Osmo Pocket 3は顔自動検出モードやダイナミック フレーミングなど、複数のフォローモードに対応して映画レベルの映像を捉えることができるという「Active Track 6.0」に対応し、オートフォーカスもフルピクセルPDAFに進化しています。加えて、Osmo Pocket 3は10-bit HLG(Hybrid Log-Gamma)動画に対応。前世代モデルでは対応していなかったLog撮影が、Osmo Pocket 3でついに可能になったというわけです。
Osmo Pocket 3はバッテリーを完全充電すれば、4K・60fps動画を最大116分、1080p・24fps動画を最大166分撮影でき、わずか16分で80%まで充電できるとのこと。
DJIのシニアプロダクトラインマネージャーであるPaul Pen氏は「Osmo Pocket 3は、ハンドヘルド撮影の常識を覆すことになるでしょう。今まで以上の精度と携帯性を併せ持ち、クリエイティブな撮影を可能にしてくれます。この素晴らしいカメラで、ユーザーの皆様が秀逸なストーリーや最高の瞬間を捉え、その映像を目にすることができる日を心待ちにしています」と述べています。
Osmo Pocket 3は税込7万4800円、本体に広角レンズとDJI Mic 2 トランスミッター、バッテリーハンドル、ミニ三脚、クリップマグネット、キャリーバッグがセットになったクリエイターコンボは税込9万6800円で購入可能です。
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