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X(旧Twitter)のデマ拡散を防ぐ「コミュニティノート」機能が動画に対応、同じ動画を使った投稿でも自動的にノートが表示


X(旧Twitter)では誤解を招く情報やデマ情報の拡散を防止するために、ユーザー同士で評価し合ってファクトチェックを行うことができる「コミュニティノート」機能が2022年12月から正式導入されています。2023年9月6日に、コミュニティノート機能がXに投稿される動画にも適用できるようになったことが発表されました。

X launches Community Notes for videos | TechCrunch
https://techcrunch.com/2023/09/06/x-launches-community-notes-for-videos/


X Improves Tagging Process for Videos That Have Received a Community Note | Social Media Today
https://www.socialmediatoday.com/news/x-improves-tagging-process-videos-have-received-a-community-note/692783/


2022年12月に正式利用が可能になったコミュニティノートでは、コミュニティに参加したユーザーがツイートに「ノート」と呼ばれるコメントを付けるという作業が行われています。第三者によるファクトチェックを施すことで、誤解を招くツイートや虚偽のツイートがそのまま拡散されてしまうことを防ぐ役割を果たしています。

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2023年6月には、コミュニティノートに同一画像を検知する機能が導入されました。これにより、複数のアカウントが偽の情報を流したとしても、同じ画像を使っている場合に検知が可能だとされています。

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さらにXは2023年9月6日にコミュニティノート機能が動画にも対応することを発表。Xは「動画自体に付随するコンテクストは、一致する動画を含む他の投稿でも自動的に表示されます」と述べています。


コミュニティノート機能が動画に対応することで、誤解を招きかねない、編集されたクリップやAIで生成された動画などに第三者がノートを追加することが可能になりました。

対象の動画にノートを残すには「この投稿内の動画について、同じ動画を含むすべての投稿にノートを表示する必要がある」のオプションを選択する必要があります。

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in ネットサービス, Posted by log1r_ut

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