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X(旧Twitter)の信頼・安全部門をイーロン・マスクとリンダ・ヤッカリーノCEOが統括することに


SNS「X」(旧Twitter)のコンテンツ管理を担う信頼・安全(Trust and Safety)部門を、オーナーであるイーロン・マスク氏とCEOのリンダ・ヤッカリーノ氏が統括していく方針が明らかになりました。

X reorganizes trust and safety team under Musk, CEO Yaccarino | Reuters
https://www.reuters.com/technology/x-reveals-reporting-structure-under-elon-musk-ceo-yaccarino-2023-07-31/


X社の投稿管理部門、マスク氏とヤッカリーノCEOが統括へ | ロイター
https://jp.reuters.com/article/x-reorganization-idJPKBN2ZC1S1

信頼・安全部門はXの投稿に関する管理を担当している部門で、以前の責任者であるエラ・アーウィン氏はマスク氏からモデレーションに関する苦言を呈されたのち、2023年6月初頭に辞任しています。

Twitterのトラスト&セーフティ部門の責任者エラ・アーウィン氏が辞任、イーロン・マスクCEOが指摘したコンテンツモデレーションの不備が原因か - GIGAZINE


このほか、ブランド安全性・適合性部門のトップだったA・J・ブラウン氏も2023年7月に退職しており、ヤッカリーノCEOはブラウン氏に代わる人材を求めていると従業員に向けてメールしているとのこと。なお、ブランド安全性・適合性とは、問題のあるコンテンツや誤情報と広告が一緒に表示されるリスクのことを指す広告業界用語だとのこと。

今後はXの3人のリーダーで、信頼・安全部門をそれぞれ監督していく予定だそうです。


なお、Xはイーロン・マスク氏による買収後、ヘイトスピーチが増加していることを指摘され、指摘してきたNPO・デジタルヘイト対策センターを提訴しています。

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in ネットサービス, Posted by logc_nt

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