初代iPhoneの4GBモデルが約2600万円で落札される
発売から10年以上が経過した初代iPhoneにはコレクション品としての価値が生じており、工場出荷状態のまま未開封で保たれている品は数百万円で取引されることもあります。2023年7月16日には、オークションに出品されていた未開封の初代iPhoneが19万373ドル(約2642万円)という記録的な価格で落札されました。
LCG Auctions
https://auction.lcgauctions.com/bids/bidplace?itemid=1102
‘Elusive’ first-gen 4GB iPhone auctioned for record $190,373 | Ars Technica
https://arstechnica.com/gadgets/2023/07/elusive-first-gen-4gb-iphone-auctioned-for-record-190373/
19万373ドルで落札された初代iPhoneはオークションハウス「LCG Auctions」に出品されたもので、未開封で工場出荷時の状態を保ったまま保管されていました。当該iPhoneの注目すべき点はストレージ容量が4GBだったことです。初代iPhoneは2007年6月の発売時には4GBモデルと8GBモデルがラインナップされていたのですが、4GBモデルは2007年9月に終売となっていたため、8GBモデルよりも希少価値が高いとされています。
別の角度から見るとこんな感じ。フィルムでピッタリ封じられており、出荷状態を保っていることが分かります。
裏面にはiPhoneを独占販売していたAT&Tのロゴが記されています。
当該iPhoneのオークションは2023年6月30日に開始価格1万ドル(約138万円)で始まり、2023年7月16日に19万373ドルで落札されました。初代iPhoneの史上最高落札額は2023年2月に記録された6万3356ドル(約879万円)だったため、その3倍以上の価格を記録した今回の落札額は文句なしの史上最高記録といえます。
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