壁面にもスクリーンが設置され270度の映像体験ができる「ScreenX」特別体験内覧会に行ってきた

新たな映画上映システムとして「ScreenX」が注目を集めています。映画のスクリーンは座席に向かって正面に設置されているものですが、ScreenXの場合は左右の壁面にも映像を投影することで、270度の視界を映像で包み込み、映像への没入感をさらに高めます。

このたび、「ScreenX プレミアムラージフォーマット」が大阪府箕面市にある「109シネマズ箕面」に日本初導入されるということで、特別体験内覧会が開催されたので行ってきました。

109シネマズ箕面（大阪府箕面市）映画館、シネコン、上映スケジュール | 109CINEMAS
https://109cinemas.net/minoh/

109シネマズ箕面は「みのおキューズモール」内にあります。

すでに映画館の前にはScreenXをアピールするパネルが設置されていました。

チラシもScreenX一色です。なお、ScreenX自体は一部の劇場に導入されているので「大阪府初導入」という表現になっています。一方で、従来のScreenXは左右は壁面に投影していましたが、側面にもスクリーン素材を施工して左右投影用プロジェクターもスペックアップした「ScreenX プレミアムラージフォーマット」としては、箕面が日本初導入です。

劇場内案内図。109シネマズ箕面はシアター1がIMAXで、新たにシアター6がScreenXとなります。

「THATRE 7」と並んだ「ScreenX 6」の入口。

特別体験内覧会ということで、作品ビジュアルを入れる部分はScreenX導入のお知らせになっていました。

座席配置はこんな感じで、定員は287名。

入口を入って左に曲がるとスクリーンが見えてきました。正面に見えるのは非常出口で、その上の部分にも斜めにスクリーン素材が貼られています。

スクリーンはこんな感じ。投影されているのが正面の一部なので少しわかりにくいですが、正面から壁面へ、そのままスクリーンが続いている感じ。

後方座席からスクリーンを見るとこんな感じ。

後方には「ScreenX」のロゴ。

後方中央に正面スクリーン向きの映写機が設置されているのは、他のスクリーンと同様。

このほかに、左右の壁面も後方までスクリーン素材が貼られていて、そのスクリーンに向けて映写機が設置されています。これはスクリーンに向かって右側壁面。

左側壁面。

間近で見るとこんな感じ。座っている限りは、左右のスクリーン投影の邪魔になることはありません。

シアター内をぐるっと見回した様子は以下のような感じです。

109シネマズ箕面「ScreenX プレミアムラージフォーマット」は正面も左右壁面もスクリーン - YouTube

体験会の様子はもうちょっと続きます。

・つづき
視界の端からも情報が送り込まれて没入感が圧倒的に高まる「ScreenX プレミアムラージフォーマット」を109シネマズ箕面で体験してきた - GIGAZINE