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過去のツイートをブログ形式で保存できる「Twilog」が復活したので使ってみた、TwitterのAPI有料化でサービス停止していたもののTogetterに統合され復活


Twitterのツイートをブログ形式で保存するサービスのTwilogは、TwitterのAPI有料化に伴い、2023年4月5日からサービスを停止せざるを得ない状態となっていました。しかし、TwilogがTogetterと統合したことで、Twilogが再び利用可能になるとアナウンスされています。1カ月以上ぶりに利用できるようになったTwilogを実際に使ってみました。

【お知らせ】
TogetterとTwilogの統合に向け、Twilogでのツイート取得が再開できるようになりました。

Twilogをお使いの方は新ドメインからログインを行ってください。https://t.co/v2GFoEZLa9

プレスリリースはこちらhttps://t.co/OXaHM5fCNN

— Togetter(トゥギャッター) (@togetter_jp)


Twilogは2023年5月12日にTogetterに買収されており、5月24日には同サービスとの統合を果たしました。これに伴い、Twilogのドメインは「https://twilog.org」から「https://twilog.togetter.com」に変更されています。ただし、旧ドメインにアクセスしても新ドメインの方にリダイレクトされるように設定されています。Twilogのサービス再開に伴い、2023年4月5日からのサービス停止期間中のツイートも最大3200件まで取得することが可能です。

Twilog - Twitterのつぶやきをブログ形式で保存
https://twilog.togetter.com/


使い方は簡単で、まずは上記URLにアクセスしてページ右上にある「ログイン」をクリック。


もう一度「ログイン」をクリック。新しいTwilogではTogetterアカウントが必要となるので、既存のTwilogユーザーもTogetter経由でTwitterとの連携を認証する必要があります。


Togetterへのログインを促されるので、「Twitterを経由してTogetterにログイン」をクリック。


Twitterアカウントにログインして「連携アプリを認証」をクリック。なお、Togetterは連携するTwitterアカウントの「このアカウントのタイムラインに表示されるツイート(非公開ツイートを含む)や、リストとコレクションを確認する。」「このアカウントでプロフィール情報とアカウントの設定を確認する。」「フォロー、ミュート、ブロックしているアカウントを確認する。」「他のアカウントをフォロー、フォロー解除する。」「このアカウントでプロフィールとアカウントの設定を変更する。」「このアカウントでツイートを送信および削除する、他のアカウントのツイートをエンゲージメント(いいね、いいねの取り消し、ツイートへの返信、リツイートなど)する。」「このアカウントでリストやコレクションを作成、管理、削除する。」「他のアカウントをミュート、ブロック、報告する。」といった権限を要求してきます。


連携が完了するとTwilogに戻ってきます。すでにTwilogとTwitterアカウントの連携を行っていた場合、このタイミングでツイートの取得が再開されます。ツイートの取得が再開されると以下のような画面が表示されるようです。

でけたー!\(^o^)/ pic.twitter.com/aVGUtSBtqY

— HKmoviefan💉💉💉💉 (@HKmoviefan)


TwilogとTwitterアカウントの連携を一度も行っていない場合、画面に「Twilogに未登録です」と表示されるので、「こちら」をクリックしてアカウントの連携を行います。


新規登録ページに飛ばされるので、利用規約と「新規登録前のご注意」を読んでさっそくアカウントの連携を行おうと思ったのですが、「現在、一時的に新規登録を停止しています。」とのことで、TwilogとTwitterアカウントを連携することができません。


というわけで、サービスを再開したばかりのTwilogを実際に触ってみたものの、アカウントの新規登録は停止中となっており、まずは既存ユーザーのツイート取得が優先されているようです。

Twilogを開発したロプロスさんによると、新規登録の一時停止はツイート取得のためのAPIが制限に達してしまったためだそうです。なお、Togetterも「Togetterが契約しているTwitter APIのエンタープライズプランにはツイートの取得数などに制限があるため、APIの使用状況によってはTogetterおよびTwilogのツイート取得に問題が生じたり、ログイン制限を行ったりする可能性もあります」と説明していました。

【Twilogについてお知らせ】
ツイートを取得するためのAPIが制限に達してしまったため、一時的に新規登録を停止しています。

また、ログイン後、まだツイートの記録が再開されていないユーザー様は、申し訳ございませんが今しばらくお待ちいただけるようお願い致します。

— ロプロス (@ropross)



この新規登録の停止がいつ頃解除されるのかについて問い合わせたところ、「Twilogにおいて、投稿者が自分のツイートを取得するためのAPIがリミットに達してしまった影響でツイートが取得できない状態になっておりました」「再開の関係上しばらくの間、再び不安定な状態が起こる可能性がございます。ご了承ください」という回答が得られました。

・2023年5月25日 15:25 追記
Twilogへの新規登録が可能になったので、実際にやってみました。新規登録ページで「リツイートの記録」を「記録しない」あるいは「記録する」に設定し、「新規登録」をクリック。


自分の過去のツイートをチェックするためのURLが生成されるので、これをクリック。


すると自分のTwitterアカウントで過去に投稿したツイートをチェックできます。


なお、ツイートの並び順や表示するツイートの種類を変更することも可能です。

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in ネットサービス, Posted by logu_ii

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