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TwitterがAPIの無料提供を終了へ、アカウント連携などに影響か


Twitterが「Twitter API v2」および「Twitter API v1.1」の無料提供を終了する方針であることを明らかにしました。

Starting February 9, we will no longer support free access to the Twitter API, both v2 and v1.1. A paid basic tier will be available instead ????

— Twitter Dev (@TwitterDev)



Twitter Dev(@TwitterDev)のツイートによると、2023年2月9日(木)をもってAPIの無料利用がサポートされなくなり、代わりに有料での利用が可能になるとのこと。日付がアメリカの東部標準時表記なのかどうかは明記されておらず、時間も不明ですが、もし東部標準時2月9日0時が期限であれば、日本時間だと2月9日14時ということになります。

Twitterは2023年1月13日に突如としてサードパーティー製アプリの締め出しを実施し、その後、正式に開発者規約を改定して、サードパーティ製アプリを認めない方針を明らかにしています。

Twitterがあらゆるサードパーティー製アプリを許可しないことを公式発表 - GIGAZINE


このため、「無料APIの提供が終わってTwitterクライアントが使えなくなる」という混乱はもはや起きようがありませんが、一方で、OAuthもTwitter APIを利用しているため、Twitterアカウントを利用してのウェブサービスへのログインができなくなるおそれがあります。

自分のTwitterアカウントがどのサービスと連携しているのかを知る方法は、ブラウザ版だと「もっと見る」をクリック。


「設定とサポート」をクリックすると下のメニューが開くので「設定とプライバシー」をクリック。


中央カラムの「セキュリティとアカウントアクセス」をクリックし、右カラムに表示される「連携されているアカウント」をクリック。


すると連携しているサービスの一覧が表示されます。必要に応じて連携を解除してください。


なお、提供が終わるのは無料APIなので、有料APIを利用しているサービスは引き続き問題なく利用できる見込みです。この件に関する詳細は来週発表だとのことです。

Twitter data are among the world’s most powerful data sets. We’re committed to enabling fast & comprehensive access so you can continue to build with us.

We’ll be back with more details on what you can expect next week.

— Twitter Dev (@TwitterDev)


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in ネットサービス, Posted by logc_nt

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