オーディオファイルをMIDIに変換するオープンソースのソフトウェア「NeuralNote」レビュー
スタンドアロンのアプリまたはプラグインとして利用できる無料のオーディオ変換ソフト「NeuralNote」を実際に導入し、使ってみました。
GitHub - DamRsn/NeuralNote: Audio Plugin for Audio to MIDI transcription using deep learning.
https://github.com/DamRsn/NeuralNote
まずはGitHubのリリースページにアクセス。今回はWindowsでスタンドアロンのアプリとして使用するため、「NeuralNote_Standalone_Windows.zip」をクリックしてzipファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたフォルダを解凍。
解凍先フォルダ内の「NeuralNote.exe」を実行します。
NeuralNoteの見た目はこんな感じ。ソフトで直接録音するか、既存のファイルを追加するかを選べます。
今回はタイトルを入力するだけで短い楽曲を自動で作曲してくれる「自動作曲ちゃん」を使用してwavファイルを生成し、NeuralNoteに取り入れることに。
オーディオファイルをNeuralNoteにドラッグします。なお、NeuralNoteはwav、aiff、flacの形式にのみ対応しています。
すると、こんな感じで変換されます。画面左上のTRANSCRIPTIONのツマミを上下にドラッグすると各項目を調整可能。「NOTE SENSIBILITY」はNeuralNoteが音を捉えるときの感度で、高ければ高いほど音が音符に変換されやすくなります。「SPLIT SENSIBILITY」も感度を表し、高ければ高いほど音が細かい音符に分かれやすくなります。「MIN NOTE DURATION」では各音符の長さを調節できます。
「SCALE QUANTIZE」では、使用する音域やキーの変更が可能。
調整後のMIDIファイルは「DRAG THE MIDI FILE FROM HERE」と書かれた部分をクリックしてデスクトップ等にドラッグすることで出力できます。
元のファイル名に「_NNTranscription.wav」が付いた形でリネームされて出力されます。
実際に変換後の音声を聞いてみました。以下ミュージックの前半が変換前、後半が変換後です。
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in レビュー, ソフトウェア, Posted by log1p_kr
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