AIが設計してGoogleが公開した無料オンライン対戦カードゲーム「I/O FLIP」で遊んでみた

2023年5月11日2時から始まったGoogleの年次開発者向けイベント「Google I/O 2023」に合わせ、Googleが独自にトレーニングした生成AIで構築されたカードゲーム「I/O FLIP」が公開されました。無料でプレイできるので早速遊んでみました。

Google I/O FLIP - A Generative AI Card Game
https://flip.withgoogle.com/

「I/O FLIP」は攻撃力や属性の異なるカードを組み合わせてデッキを構築し、相手と勝負するカードゲームです。どんな感じのゲームなのかは以下の動画でも確認できます。

AIが設計してGoogleが公開した無料オンライン対戦カードゲーム「I/O FLIP」レビュー - YouTube


サイトにアクセスし、「PLAY NOW」をクリックしてゲームスタート。

「LET'S GET STARTED」をクリックします。

「Queen」「Viking」などの選択肢から職業を選んで「NEXT」をクリック。

「スペシャルパワー」を選んで「NEXT」をクリック。

選択した職業とスペシャルパワーに応じたカードが12枚配られるので、この中から3枚選んでデッキを構築します。カードに書かれた絵やフレーバーテキストは、すべてAIにより生成されたもの。一番上に表示されているカードには「Android the glitter wizard sprinkles the stars with spakles(キラキラ魔法使いのアンドロイドが星に輝きを振りまく)」と記載されています。右上の数字は攻撃力です。

カードにはそれぞれ属性が設定されています。属性は全部で5種類。以下画像の最上部にあるのが「炎」で、時計回りに「空気」「金属」「大地」「水」となっています。

属性にはそれぞれ相性があります。例えば炎は空気と金属に強く、追加ダメージを与えられます。空気は大地と水に強く、金属は空気と水に強く、大地は金属と火に強く、水は大地と火に強いといった感じ。

カード横の矢印をクリックしてカードをめくり、気に入ったカードがあれば「＋」アイコンをクリックしてデッキに追加します。

3枚選べたら「JOIN A MATCH」をクリックして、オンライン対戦のマッチングを始めます。

対戦相手が見つかりました。10秒以内に、自分のデッキから1枚をドラッグしてフィールドに持っていきます。相手のカードはこちらには見えず、反対にこちらのカードは相手には見えていない状態。

お互いがカードを出したら3秒のカウントダウンがスタート。

3秒後、カードが表向きにされます。基本的にはカード右上の数字が大きい方が小さい方を打ち倒します。今回は相手が93、こちらが87なので、こちらの負け。

続いて2ラウンド目がスタート。先ほど選んだカードはお互いもう選べないので、残り2枚から好きな方を選んでフィールドに出します。

またしてもこちらの方の数字が小さいですが、ここで「属性」が効いてきます。「金属は水に強い」ため、こちらの金属のカードは相手の水のカードに対して「追加ダメージ」を与えられます。

追加ダメージを与えた結果、相手の攻撃力が91から81まで減少しました。

この状態で数字が比較され、最終的にこちらが勝ちます。

続く3ラウンド目もやはり同じ。「空気は大地に強い」ため、相手の攻撃力が下がります。

攻撃力が87から77にまで下がった相手に、こちらの攻撃力78のカードが勝利を収めました。

勝敗にかかわらず3ラウンドをこなし、2ラウンド勝利した方の勝ち。勝てば「NEXT MATCH」を選択して次の試合を始められます。

次の対戦相手は先ほどとは別の相手。デッキを変更することはできず、同じカードで戦うことになります。連続勝利数を稼いでいき、「どこまで勝ち続けられたか」を記録に残すことが目的のゲームです。

今回は3連勝の後に敗北。「SUBMIT SCORE」をクリックします。

名前をアルファベット3文字で入力して「ENTER」をクリック。

結果をシェアするか、メインメニューに戻るかを選べます。

記事作成時点で1位の人は40連勝を達成していました。