Appleの高利回り預金が1300億円超の預金をサービス開始4日で集める
Appleが発表したばかりの高利回り普通預金サービスの利用者により、サービス開始から4日間で9億9000万ドル(1360億円)もの預金が集まったことが明らかになりました。
Apple's high-yield savings account reportedly drew $1 billion in deposits in just four days - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2023/05/01/apple-card-savings-account-deposits/
2023年4月17日、 Appleは独自のクレジットカードである「Apple Card」の利用者に対して、年間利回り4.15%の普通預金サービスを提供すると発表しました。Appleによると、普通預金サービスは手数料無料で提供され、最低入金額・最低残高は設定されないとのことです。
なんとAppleが利回り4.15%の普通預金サービスを提供開始 - GIGAZINE
このApple Cardユーザー向け普通預金サービスの利用者に関する情報を、経済メディアのForbesが報じています。
2人の匿名の情報筋からの情報として、ForbesはApple Cardユーザー向け普通預金サービスはサービス開始日に4億ドル(約550億円)の預金を集め、その後の3日間で預金の合計額は9億9000万ドル近くにまで達したと報じています。
さらに、サービスを開始した4月の第4週末には24万件の口座が開設されたことも明らかになりました。Apple Cardユーザー向け普通預金サービスには最低入金額・最低残高は設定されていませんが、4月の第4週末時点での平均口座残高は4000ドル(約55万円)強もあったということになります。
Forbesの報道はあくまで「Apple Cardユーザー向け普通預金サービスが利用可能になった最初の1週間分のデータ」ですが、それでもかなり印象的な数字を記録しているとApple関連メディアの9to5Macは報じています。
なお、ForbesはApple Cardを運用しているAppleおよびゴールドマンサックスにコメントを求めていますが、両社ともにコメントを拒否しています。また、9to5Macは「ゴールドマンサックスの収益報告時にApple Cardユーザー向け普通預金サービスに関する詳細が明らかになる可能性は高いものの、Appleが同サービスの詳細を明らかにする可能性は低いです」と記しています。
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