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Twitterは公式マークを維持するために月額3000円を求めることを検討中だと報じられる


著名人や大手企業なども活用しているTwitterには、本物とそうでないものを見分けるための「認証済みバッジ」が存在します。「公式マーク」などとも呼ばれるこの認証済みバッジを、月額20ドル(約3000円)の有料サービスに組み込むことをTwitterが検討しているとPlatformerが報じました。

Elon's first big move: pay to remain verified on Twitter
https://www.platformer.news/p/elons-first-big-move-pay-to-remain

Twitter to start charging $20 per month for verification - The Verge
https://www.theverge.com/2022/10/30/23431931/twitter-paid-verification-elon-musk-blue-monthly-subscription

Twitterを買収したイーロン・マスク氏による最初の大きな動きとして、「Twitterは認証済みバッジを取得しているユーザーに、バッジを維持するために月額20ドルの支払いを求めることを計画している」とPlatformerが報じました。


情報筋によると、Twitterの有料サブスクリプションサービスであるTwitter Blueを、より高額なサービスにするための施策のひとつとして、「認証済みバッジ」の維持を有料化することが検討されている模様。TwitterはTwitter Blueに、現行の月額4.99ドル(約740円)プランとは別のより高額な19.99ドル(約3000円)のプランも用意し、このプランに加入しなければ90日後に認証済みバッジがはく奪されてしまうように仕様を変更することを検討しているようです。なお、Twitter Blueの新プラン作成に取り組んでいるTwitterの従業員は、機能作成の締め切りが「11月7日」に設定されており、「これに間に合わない場合は解雇される」と語っています。

Twitterの有料サブスクリプションサービスであるTwitter Blueが登場してから記事作成時点で約1年が経過していますが、同社の収益の大半はいまだに広告収益が占めたままです。しかし、マスク氏はこの有料サブスクリプションからの収益を増やし、Twitter全体の収益の半分を占めるようになるまで成長させることを計画しています。

マスク氏はTwitterの買収に際して、Twitterのアクティブアカウントの約20%がスパム・偽アカウントであるという調査結果をもとに、買収計画を一時停止しました。その後、最終的にマスク氏はTwitterを買収することとなったわけですが、買収完了後に「検証プロセス全体が改良されました」とツイートしており、アカウントの検証プロセスに何かしらの改善があったことを示唆しています。

The whole verification process is being revamped right now

— Elon Musk (@elonmusk)


なお、マスク氏がTwitterを買収してからわずか数日しか経過していませんが、すでにいくつかの改革に取り組んでいます。マスク氏の保有する電気自動車メーカー・テスラのエンジニアの助力のもと、Twitterのコードを分析し、同社のコード作成に貢献していない中間管理職やエンジニアを解雇することが計画されています。この大量解雇は2022年11月の第1週にも実行される予定で、マネージャーはすでに解雇される従業員のリストを作成中だそうです。

テスラのエンジニアがTwitterスタッフの書いたコードを評価している - GIGAZINE

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in ネットサービス, Posted by logu_ii

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