Microsoft製のWindows最適化アプリ「PC Manager」テスト版を実際に使ってみた

MicrosoftがWindowsのアプリを管理したり、メモリのクリアや一時ファイルの削除を行ったりする機能を持つ「PC Manager」のテスト版を中国語版のMicrosoft Storeでリリースしました。日本からでもダウンロードしてインストールすることが可能なほか、中国以外の国・地域のMicrosoft Storeでもリリースが間近であると報じられています。

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https://pcmanager.microsoft.com/

Microsoft is testing its own CCleaner alternative | TechSpot
https://www.techspot.com/news/96410-microsoft-testing-ccleaner-alternative.html

PC Managerのベータ版を入手するには、まず中国語版のPC Manager配布ページにアクセスし、赤枠のボタンをクリックします。なお、今回はWindows 11 Pro 22H2(OSビルド22621.674)にインストールしていきます。

ダウンロードされた実行ファイルをダブルクリックします。

左下のチェックボックスにチェックを入れて「Install」をクリックします。

「Launch Now」をクリックします。

起動しました。試しに「Boost」をクリックしてみます。

すると、Windowsが最適化されて一時ファイルが1.7GB削除されました。

続いてヘルスチェック機能を見ていきます。

すると、Edge以外がデフォルトのブラウザになっていることや、不要と思われるスタートアップアプリの一覧が表示されました。「Proceed」をクリックすると、これらをMicrosoftのお勧めの設定に変更することが可能です。

続いて、ストレージ管理機能をチェックしていきます。

以下のように表示されるので、まずは一番上の「Deep cleanup」をクリック。

すると、削除してもいいキャッシュファイルが表示されました。右上の「Proceed」を押すとチェックの入ったファイルが削除されます。

次に「Manage large files」を試してみます。

次の画面ではファイルのサイズや種類が選択できます。今回は「100MB以上」を選択してから、ファイルの種類はデフォルトで全てチェックが入っているのでそのままにして「View in File Explore」をクリックします。

すると、条件に合致するファイルの検索結果がエクスプローラーで表示されました。

赤枠のボタンからは起動中のアプリの管理が可能です。

使用すると、こんな感じで起動中のアプリが一覧表示されるので、右の「End」をクリックすればそのアプリを終了させられます。

一番下の「Startup apps」はWindowsと同時に起動するスタートアップアプリを管理する機能です。

以下のように、スタートアップアプリのオンとオフを個別に切り替えることが可能です。

右上の歯車のアイコンからは、PC ManagerをWindowsへのサインインと同時に起動するかどうかと、自動アップデートをするかどうかの設定ができます。

イタリアのニュースサイトのAggiornamenti Lumiaによると、PC Managerは数カ月前から中国語版のMicrosoft Storeでリリースされており、2022年10月21日には他の地域のMicrosoft Storeに加えられたとのこと。記事作成時点では中国語版以外のストアのページは非公開でしたが、TechSpotは「他の地域のMicrosoft StoreにおけるPC Managerの公開も間近と思われます」と報じました。