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「ガンダムメタバースプロジェクト」でAIキャラクター「メロウ」登場、ファンとの交流や実況などに特化


2022年9月29日(木)、東京・新宿住友ビル三角広場に設けられたGUNDAM NEXT FUTURE TOKYO BASEで「ガンダムカンファレンス AUTUMN 2022」が開催され、バンダイナムコグループのチーフガンダムオフィサー(CGO)・藤原孝史氏から「ガンダムメタバースプロジェクト」の開発進捗報告がありました。

GUNDAM NEXT FUTURE | バンダイ ホビーサイト
https://bandai-hobby.net/site/gnf/

ガンダムメタバースプロジェクト「THE GUNDAM BASE VIRTUAL WORLD」は2022年9月28日(水)から11月1日(火)まで、メタバースに関する知見を集めるべく、2回目のテストを実施中です。


ガンダムメタバースでは、単に「SNSで自分の作ったガンプラを見せる」のとは違い、リアルタイムでガンプラについて語り合うことができます。


これがガンダムメタバースのメインストリート。スペースコロニーを模した空間にガンダムがそびえ立ち、そこにアバターがいます。現在、この空間を鋭意制作中だとのこと。目指すのは世界中のガンダムファンが集い、語り合い、さまざまなコンテンツに出会えるふれあいの場の創出で、将来的にガンプラスキャンを活用して、デジタルデータになったガンプラの展示ができるようにしたいと考えているとのこと。自分が作ったガンプラをメタバース空間に展示することで、ファン同士の交流が生まれるというわけです。


自分が作ったガンプラをスキャンして戦わせることを目指す「ROAD TO GUNPLA BATTLE」は、2022年夏開催の第1弾テストが好評で、今回、スマートフォンでの360度スキャンでガンプラを取り込む第2弾テストが実施されます。スキャン技術はソニーグループと共同研究していて、当初の想定より高解像度での取り込みができるようになる予定だとのことです。


ファン交流活性化のため、言語自動翻訳の技術を活用したシステムを開発中。そして、ファンが楽しめるように独自ソリューションとして、AIキャラクターを研究開発中だとのこと。


これがガンダムメタバース向けに開発されているAI1号「メロウ」です。


メロウがしゃべっているところはこんな感じでした。

ガンダムメタバース向けAIキャラクター「メロウ」の自己紹介 - YouTube


生配信の司会・実況・攻略・ファンとの対話に特化していて、メロウが提供した話題に対するコミュニティの反応や雰囲気を取り込んで、さらに次の話題を提供していくというサイクルを回していくとのこと。メロウをどう育てるかというのもメタバースの楽しみや魅力になると期待していると藤原氏は語りました。


まずはバーチャルコミュニティであるコロニー構築が進められています。


ガンプラコロニーに続いて構築中のesportsコロニーの皮切りとなるタイトルとして「GUNDAM EVOLUTION」PC版が2022年9月22日(木)にリリースされており、家庭用ゲーム機版も2022年12月1日(木)登場予定です。


©創通・サンライズ ©創通・サンライズ・MBS
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in 取材,   ネットサービス, Posted by logc_nt

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