iPhoneのデザインを好き放題カスタムできるネットサービス「Design the next iPhone」はカメラからクリックホイールやスタンドまで取り付け可能
iPhoneの新機種が発表されたときに心に湧き上がる「この部分はもうちょっとこうして欲しかった」という思いを吐き出せるネットサービスが、自分なりのiPhoneカスタムデザインを作れる「Design the next iPhone」です。
Design the next iPhone
https://neal.fun/design-the-next-iphone/
サイトにアクセスするとボタンもポートもなにもない、飾りゼロの状態のiPhoneが表示されます。ここから、自分で好きにカスタムしていきます。
マウスのホイール操作でiPhoneへのズームイン・ズームアウト、iPhoneのドラッグで向きの変更が可能です。
背面は単色無地。
下にいろいろなApple製品のパーツが並んでいて、好きなものをiPhoneに取り付けられます。たとえば「Pro Camera」をつけたい場合、パーツをクリックしドラッグします。ドラッグ中はアイコンが表示されています。
端末の配置可能なところにくるとアイコンがパーツそのものに変化するので、好きなところに配置すればOK。iPhoneのカメラといえば背面の左上寄りにあるのが基本。
しかし、「Design the next iPhone」では中央寄りに置くこともできます。なお、一度置いたパーツはそこに固定されて「ちょっとこっちに寄せたい」と移動させることはできません。
パーツを選んだ状態だと、下部パーツ一覧の右上に「Color」と「Delete」というメニューが表示され、当該パーツのカラー変更と削除を行うことができます。不本意な位置に置いたパーツを移動させたいときは、一度削除する必要があります。
選べる色はユニバースグレイ、リード(鉛色)、オフショアブルー、ゴールド、グリーン、レッド、ミッドナイト、パープル、ピンク、オレンジ、ラスト(さび色)、タッキーイエロー(明るい黄色)、ブループル(青紫)、シアン。各色のアイコンにカーソルを重ねるとパーツの色がプレビューされ、クリックすると正式に変更となります。色は後からでも自由に変更可能。
1つパーツをセットすると、iPhone本体をクリックしたときに右下に「Wallpaper」と「Color」というメニューが出るようになりました。
「Wallpaper」をクリックすると、画面側の壁紙を変更可能。自分でアップロードできるほか、デフォルトで「Leaves」「Splatter」「Grandient」「Mountain」「Dog」「Hot Air Balloons」「Bliss」の7種類が用意されています。壁紙もパーツ色と同様、カーソルを合わせるとプレビュー表示され、クリックすると選択したものがセットされます。
「Bliss」にするとこんな感じ。端末はiPhoneなのに、OSはWindowsXPが入っていそうです。
「Color」だとパーツと同じように本体色を変更できます。
用意されているパーツの中で「プロカメラ」「デュアルカメラ」「ボリュームボタン」「Lightningポート」「ノッチ」「Appleロゴ」あたりは現行端末っぽいのですが、絶対にApple端末にはない「Androidロゴ」や、すでにない「ホームボタン」などもあります。
さらに、かつてiPodに搭載されていた「クリックホイール」や、Mac Pro用の「Pro Stand」なども選べます。
ジョイスティックやステアリングホイールまで取り付けることができます。
なお、取り付ける場所はスペースさえあればどこでもOKなので、画面側にボタン類を配置することもできます。ホイールが邪魔すぎるiPhoneが完成しました。
底部にはLightningポートではなくHDMIポートを搭載。ミニHDMIポートではないので、普通のHDMIケーブルで接続可能です。
完成したら、画面右上にある「Present」ボタンを押します。
すると、画面右からにゅっとティム・クックCEOが出てきて、このイカれたiPhoneを「次のiPhone」としてプレゼンしてくれます。画面下部の「Download Video」をクリックすると、デザインしたiPhoneをぐるっと横に回転させる短いムービーがダウンロードできます。
実際に生成されたムービーはこんな感じ。ぜひ、いろいろなイカしたiPhoneをデザインしてみてください。
「Design the next iPhone」で作ったステアリングホイール付きiPhone - YouTube
ちなみに、サービスの作者ニール・アガーウォル氏が作った「McPhone」はこんな感じです。
The McPhone pic.twitter.com/KDtGiT5fRY
— Neal Agarwal (@nealagarwal) August 23, 2022
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