見た目があまりにも衝撃的なイギリスの伝統料理「うなぎのゼリー寄せ」を現地で実際に食べてきたよレポート
紅茶や音楽、ミュージカルといった豊かな文化を持つイギリスですが、イギリス料理は比較的シンプルで素朴なものが多いことから、「イギリス料理はまずい」といわれがち。特に「ぶつ切りにしたウナギを煮込んで冷やしてゼリー状に固めたもの」というウナギのゼリー寄せは、同じくウナギを愛する日本人からも衝撃的なイギリス料理の代表格として名前がよく挙がります。そんなウナギのゼリー寄せとは一体どんな味なのかを身をもって知るべく、イギリス・ロンドンで実際に注文して食べてみました。
ウナギのゼリー寄せはロンドン東部のイーストエンドの名物として知られます。今回は、ロンドン東部のショーディッチにある料理店「Poppie's Fish and Chips」でウナギのゼリー寄せが食べられるという情報を得たので行ってみました。住所は「30 Hawley Cres, London NW1 8NP」です。
Poppie's Fish and Chipsに到着。
店内に入ってすぐにあるメニュー表に「JELLIED EELS(ウナギのゼリー寄せ)」の名前を発見。確かにこのお店でウナギのゼリー寄せを食べられるようなので、さっそく注文しました。
ウナギのゼリー寄せがテーブルに届くまで、店内をじっくり眺めてみました。壁には戦闘機や消防車の模型やさまざまなパネルが貼られています。Poppie's Fish and Chipsは1952年創業で、ポップことパット・ニューランド氏が11歳の時に始めたフィッシュ&チップスの屋台からスタートしたとのこと。店内に飾ってあるのはニューランド氏が子どもの頃から集めているおもちゃだそうです。
歴史を感じる写真も飾られていました。
店のロゴが大きく描かれたガラス窓の向こうで、料理人が調理をしています。
飲み物はビールやエールではなく、スパークリングウォーターを注文。HILDONはイギリスの有名な水ブランドで、グラスにはレモンのスライスが入っていました。
そして、テーブルに運ばれてきたウナギのゼリー寄せがコレ。価格は6.95ポンド(約1140円)です。
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