ソフトウェア

ついにWindows 11のメディアプレーヤーにCDリッピング機能が追加される


Microsoftが、Windows 11プレビュー版であるWindows Insider Programの開発者向けチャネルであるDev Channelで、Windows 11向けのメディアプレーヤーを配布しました。この新しいメディアプレーヤーがついにCDリッピングに対応したと報じられています。

Camera App Refresh and Media Player Update for Windows Insiders | Windows Insider Blog
https://blogs.windows.com/windows-insider/2022/07/13/camera-app-refresh-and-media-player-update-for-windows-insiders/

New Windows Media Player app travels back in time, gains the ability to rip CDs | Ars Technica
https://arstechnica.com/gadgets/2022/07/new-windows-media-player-app-travels-back-in-time-gains-the-ability-to-rip-cds/

メディアプレーヤーは、Windows 8とWindows 10に搭載されたMicrosoft開発のプレーヤーソフト・Grooveミュージックの後継ソフトで、Windows XPまで標準搭載されていたWindows Media Playerとは別系統のソフトです。そのため、Windows 11のメディアプレーヤーには、Windows Media Playerに搭載されているCDリッピング機能が搭載されていませんでした。

2022年3月のアップデートで、メディアプレーヤーは音楽CDの再生が可能になりました。そして、2022年7月13日にDev Channelで展開されたメディアプレーヤーのv11.2203.30.0で、音楽CDのリッピング機能がサポートされました。


新しいメディアプレーヤーは、音楽CDを96kbps~320kbpsのビットレートでAACWMAFLACALAC形式にリッピングすることが可能だとのこと。ただし、MP3形式へのリッピングや可変ビットレート対応という旧Windows Media Playerには搭載されている機能が一部搭載されていないそうです。

さらに、Dev Channelではファイルの関連付けが変更されたとのこと。これまで「映画&テレビ」アプリに関連付けられていた動画ファイルが、デフォルトアプリがメディアプレーヤーに関連付けられるようになったそうです。

なお、2022年7月13日に行われたWindows Insider Program Dev Channelの更新では、カメラアプリもVer.2022.2206.2.0にアップデートされました。カメラ・映像・文書・ホワイトボードのキャプチャモードをサポートしたのに加えて、QRコードとバーコードのスキャンにも対応したとのことです。

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in ソフトウェア, Posted by log1i_yk

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