メルセデス・ベンツが電動軸流モーターの量産を開始、ベルリン・マリーエンフェルデ工場内の動画はこんな感じ

メルセデス・ベンツが、ベルリン・マリーエンフェルデ工場で新型電動軸流モーターの大規模量産を開始しました。このコンパクトな高性能モーターは、新型Mercedes-AMG GT 4ドアクーペで量産車として初採用される予定です。
Mercedes-Benz startet Großserienproduktion des elektrischen Axial-Fluss-Motors in Berlin-Marienfelde | Mercedes-Benz Media
https://media.mercedes-benz.com/article/bebac2af-acdc-465a-9538-adb0bf3d8ccf
メルセデス・ベンツによると、ベルリン・マリーエンフェルデ工場では約3万平方メートルの生産エリアに3つのホールと7本の生産ラインを設け、電動軸流モーターの量産を行います。製造にあたっては新たに35種類のプロセスを導入し、30件以上の特許出願にもつながっているとのことです。
マリーエンフェルデ工場がどんな施設なのかは以下のムービーを見るとよくわかります。
電動軸流モーターを大規模量産するメルセデス・ベンツのマリーエンフェルデ工場はこんな感じ - YouTube

ベルリン・マリーエンフェルデ工場は1902年に設立された、メルセデス・ベンツで最も古い生産拠点です。同工場は長年にわたって同社のグローバルなパワートレイン生産ネットワークの一部を担ってきましたが、今回の量産開始により、高性能電動モーターの製造における中核拠点として位置付けられることになります。

また、同工場には2022年からメルセデス・ベンツのDigital Factory Campusも置かれています。メルセデス・ベンツは120年以上の歴史を持つ生産拠点で内燃機関時代のパワートレイン製造から次世代の電動パワートレイン製造へと軸足を移しており、電動化に向けた生産体制を強化しているわけです。

電動軸流モーターとは、モーター内部の磁束が回転軸と同じ方向に流れるタイプの電動モーターです。一般的な電動車で広く使われるラジアルフラックスモーターでは磁束が回転軸に対して放射状に流れますが、軸流モーターでは円盤状のローターとステーターを向かい合わせる構造を取りやすく、薄型で高い出力密度やトルク密度を狙える点が特徴です。

YASAモーターはこうした軸流モーター技術をベースにした高性能電動モーターとして知られており、メルセデス・ベンツの完全子会社であるイギリスのYASAが開発したモーターです。
YASAがテスラモーターの4倍に相当する出力と前世代より40%優れた性能を発揮できる小型モーターを開発 - GIGAZINE

「YASA」は「Yokeless And Segmented Armature」の略で、従来のモーター構造と比べて小型・軽量化しながら高出力を得やすい設計を指します。メルセデス・ベンツが今回量産を開始したモーターは、コンパクトな高性能モーターとして新型Mercedes-AMG GT 4ドアクーペに搭載されることから、高性能EV向けの駆動系を支える重要部品になるとみられます。

メルセデス・ベンツは今回の量産開始により、同社の電動化戦略における重要な部品を自社の歴史ある拠点で工業生産へ移したことになります。新型Mercedes-AMG GT 4ドアクーペでの採用は、電動軸流モーターが高性能車の駆動技術として実用段階に入ったことを示す動きです。
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in ハードウェア, 乗り物, Posted by log1i_yk
You can read the machine translated English article Mercedes-Benz has begun mass production ….






