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AmazonのKDPの電子書籍ページを改造し売上アップを目指せる「A+ コンテンツ」を使ってみた


Amazonでは紙の本や電子書籍であらゆる本を購入できるほか、自分で商品ページを作成して本の販売を行うことも可能です。セルフ出版を可能にする「Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)」の新機能として、読者に本へ興味を持ってもらうための詳細ページを作ることができる「A+ コンテンツ」が2021年9月末ごろに実装されていたので、GIGAZINEでリリースしている電子書籍でもコンテンツを作成してみました。

A+ コンテンツ
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/GHL7P99B7AA543CN



以下はGIGAZINEでリリースしたフルカラーコミック「姫とゲーマー」の商品ページ。通常は、出版時に設定するあらすじ・説明文の他には、赤枠の「登録情報」として発売日や本の長さなどが表示されるのみとなっています。「A+ コンテンツ」では、ここに読者の興味を引くための作品紹介を自由に追加することができます。


KDPにログインして、出版した本の一覧から「キャンペーンと広告」をクリック。


価格キャンペーンや日本版Amazonでは使えない広告キャンペーンのほか、「A+ コンテンツ」という項目があります。「A+ コンテンツの管理」をクリック。


以下の画像のような管理画面で、「商品紹介(Aプラス)コンテンツの作成を開始する」をクリック。


コンテンツ名を入力し、言語を「日本語」に選択したら、「モジュールを追加」をクリック。


作品紹介のためのモジュールを17種類から選ぶことができます。まずは「スタンダードマルチイメージモジュールA」を試してみるため、モジュールの画像をクリック。


以下の画像のようにアウトラインが作成されます。まずは画像を置くために「クリックして画像を追加」をクリック。


小さいウィンドウが表示されるので「ここに画像をドラッグまたはクリックして選択」をクリックし、商品ページに載せたい画像を選択したら「開く」をクリックし、「追加」で完了。この際、画像は最小で300×300ピクセルが必要で、最大画像ファイルは3MBのため、それに合わせて画像を準備する必要があります。


画像が追加されたので、この画像の見出しと説明文を入力。


「スタンダードマルチイメージモジュールA」ではこれを4つの画像で繰り返し行い、画像のタイトルも入力したら完了。


モジュールの作成が完了したら、管理画面の右上「次:ASINを適用」をクリック。


作成した紹介モジュールをどの本の商品ページに追加するか、本のASINを入力。入力したASINが自身の出版した本だったら作品を選択可能になるので、「姫とゲーマー」をクリック。


画像左下のように対象の本が表示されたのを確認したら「コンテンツを適用」をクリック。


「承認用に送信」をクリック。ここではコンテンツの審査に最大7営業日、商品ページへの反映に最大24時間と記載されていましたが、記事作成時点では送信して24時間以内に商品ページへの反映まで行われました。


送信が完了したら確認画面が表示されます。「デスクトップ」「モバイル」を切替えてどのように表示されるのか確認することができます。


商品ページに作品紹介が追加されました。


実際にどのように表示されているかは、以下のストアページから見ることができます。

姫とゲーマー (GIGAZINE)| Kindleストア | Amazon


他のモジュールも使用してみます。「標準的な3つの画像とテキスト」をクリック。


アウトラインが表示されるので、画像や説明文を追加していきます。


紹介のタイトルとなる内容を入力し、画像を選択。画像の見出しを入れたら説明文を入力して完了。


また、モジュールは複数組み合わせて入れることができます。「モジュールを追加」をクリック。


「スタンダード企業ロゴ」をクリックしてタイトルロゴを入れてみます。


カメラアイコンをクリックして画像を入力。ここでは最小600×180ピクセルが必要。


画像をアップロードできたら画像のキーワードを入力し、「追加」をクリック。


ロゴが追加されました。モジュールの右上にある矢印をクリックすると……


順番を入替えることが出来ます。


2つのモジュールを追加した「魔道書交換日記」の商品ページは以下の画像のようになりました。


魔道書交換日記 (GIGAZINE)| Kindleストア | Amazon


同様に、「あめあめふれふれうそやんで」のページにもモジュールを組み合わせて作品のヘッダー、内容の紹介、キャラクターの紹介を入れてみました。


商品ページでも細かく見ることができるので、興味を持っていただいた方はぜひチェックをお願いします。

あめあめふれふれうそやんで (GIGAZINE)| Kindleストア | Amazon


モジュールは記事作成時点では全17種類あり、モジュール追加画面で確認することができます。6000文字までの商品説明文を追加できる「スタンダードプロダクト説明テキスト」


4枚の画像を切り替えながら説明を表示する「スタンダードマルチイメージモジュールA」


ロゴなど横長の画像を入れる「スタンダード企業ロゴ」


横長の画像とテキストを入れる「テキスト付き標準画像ヘッダー」


複数の商品の仕様を横並びに比較できる「商品の比較表」


画像とテキストを四角形に配置する「標準4つのイメージとテキスト象限」


横長の画像に明るい透過ボックスでテキストを配置する「標準のイメージと明るい色のテキストオーバーレイ」


5000文字までのテキストと見出しを追加できる「標準テキスト」


項目を自分で設定して仕様書のように説明をつける「標準技術仕様」


3枚の画像とテキストを横並びで表示する「標準的な3つの画像とテキスト」


4枚の画像とテキストを横並びで表示する「標準的な4つの画像とテキスト」


横長の画像に暗いボックスでテキストを配置する「標準のイメージと暗いテキストのオーバーレイ」


1枚の画像と複数の種類の文章を配置する「標準的な単一のイメージとハイライト」


1枚の画像と技術仕様のようなテキストを並べる「標準的な単一のイメージと仕様詳細」


画像とテキストを1個ずつ配置した「標準的な単一の右の画像」


同様に画像とテキストを1個ずつ配置した「標準的な単一の左の画像」


画像と説明文を2種類配置できる「標準的な単一画像・サイドバー」の中から、自由に組み合わせて商品ページの説明をすることが可能です。

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in レビュー,   マンガ, Posted by log1e_dh

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