セキュリティ

Netflix・Amazon・Disney+からHD映像をダウンロード可能になるコードがGitHubに流出


デジタルコンテンツへのアクセス制御を司るDRM(デジタル著作権管理)ツールの1つで、大手ストリーミングサービスでも使われているWidevineをバイパスするというコードをGitHubで公開したユーザーが現れました。

widevinedump · GitHub
https://github.com/widevinedump


'Widevine Dump": Leaked Code Downloads HD Video from Disney+, Amazon, and Netflix * TorrentFreak
https://torrentfreak.com/widevine-dump-leaked-code-downloads-hd-video-from-disney-amazon-and-netflix-211227/

「widevinedump」というユーザーが公開したのは、「WV-AMZN-4K-RIPPER」「Netflix-4K-Script」「LenovoTB-X505X-L1-KEY」「DISNEY-4K-SCRIPT」「APPLE-TV-4K-Downloader」などで、名前の通り、Amazon Prime VideoやNetflix、Disney+などをダウンロードできるというスクリプト。


この内容に、保護されたコンテンツを再生するときに必要となる復号モジュール(CDM)は含まれておらず、必要な場合は別途メールで連絡を取る必要があるとのこと。

ニュースサイト・TorrentFreakが連絡を取った情報筋によると、コードは比較的古いもので、「安全ではない可能性がある」ものの、CDMは実際に機能したそうです。

コードはデジタルミレニアム著作権法(DMCA)に定められた「技術的保護手段の回避」にあたることから、数日以内にGitHubからは消されるとみられており、リークしたwidevidedump氏もそのように記しています。

この件についてTorrentFreakは「ネット上に何かが一度漏れてしまったら、『覆水盆に返らず』です」と、コード流出が発生したことの重大性を指摘しています。

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in セキュリティ, Posted by logc_nt

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