3兆7000億円もの金額がモバイルアプリに費やされたことが直近四半期調査で判明
2021年第3四半期にユーザーがモバイルアプリに支出した金額が336億ドル(約3兆7300億円)に達したことがマーケティング企業・Sensor Towerのレポートにより明らかになりました。ダウンロード回数は357億回だったとのことです。
Worldwide consumer spending in mobile apps climbed to $33.6 billion and first-time installs reached to 35.7 billion in Q3 2021! We cover top apps such as @tiktok_us , @TencentGlobal's #PUBGMobile, and more. Read about it in our latest blog post: https://t.co/wuQtMZcvAt
— Sensor Tower (@SensorTower) September 30, 2021
Global App Revenue Climbed 15% Year-Over-Year in Q3 2021 to Nearly $34 Billion
https://sensortower.com/blog/app-revenue-and-downloads-q3-2021
SensorTowerに集計によると、前年同期と比べたユーザーの支出額はApp Storeが13.2%増の215億ドル(約2兆3900億円)、Google Playが18.6%増の121億ドル(約1兆3400億円)だったとのこと。
特に収益が大きかったアプリは「TikTok」で、App Storeの収益1位、および両ストア合算の1位でしたが、Google Play単独の収益1位は「Google One」でした。
一方、当四半期のダウンロード数の357億回は、前年同期の364億回と比べると1.9%減。App Storeは1.2%減で、Google Playが2.1%減でした。
そんな中でダウンロード数が多かったのは「TikTok」。通算30億回ダウンロードは「Facebook」以外のアプリで初のことです。
また、ゲームで最大の収益を上げたのは50億ドル(約5600億円)超の「PUBG Mobile」でした。以下、「王者栄耀」「原神」「ポケモンGO」「Roblox」「Candy Crush Saga」「Coin Master」「Garena Free Fire」「ウマ娘 プリティーダービー」「Fate/Grand Order」と続きます。App Storeでのゲームアプリの収益は前年同期比で5.6%増、Google Playでの収益は同10.7%増でした。
ゲームのインストール数も1位は「PUBG Mobile」で盤石の強さを見せましたが、2位の「My Talking Angela 2」、3位の「Subway Surfers」、4位の「Count Masters」などは収益ランキングには入っておらず、コンテンツのアップデートの影響があるとみられています。
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