「Nexus 6」のバッテリーが交換から1年で再膨張
GIGAZINE編集部で、スマートフォン「Nexus 6」のバッテリーが膨張する事態が発生しました。この端末は2014年に購入したもので、バッテリー膨張はこれが3度目となります。
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https://www.ymobile.jp/lineup/nexus6/
これが問題のNexus 6。パッと見たところ何も問題はありませんが……
横から見るとこんな感じ。バッテリーが膨張し、背面カバーが浮き上がっています。背面カバーを外せるような端末ではないので、明らかに普通ではない状態。この端末は古い機種なので常用していたわけではありませんが、必要となる機会に備えて「常に充電器に接続している」状態でした。
この状態でも電源は入るのですが、スマートフォンのバッテリーは最悪の場合発火する危険性もあるため、このままにしておくのは得策ではありません。製造元のモトローラや販売元のY!mobileに修理を依頼しようかと考えたのですが……
モトローラは修理サポートが終了。
Y!mobileも「修理に必要な部品を確保することが困難となったため」、修理受付が終了していました。残念ながら、修理をする手だてがないということで、「Nexus 6」はこのバッテリー膨張をもって廃棄することになりました。
なお、この端末は2014年に購入してから半年後に1回目の「バッテリーの膨張」が確認されました。当時の様子は以下の記事で確認できます。
Nexus 6のバッテリーが膨らんできたのでワイモバイルに連絡して交換修理してもらいました - GIGAZINE
当時のNexus 6の様子。今回と同様にバッテリーが膨張し、背面カバーが浮き上がっていました。購入者がどうこうできる問題ではないため、端末を購入したY!mobileのお店に連絡。バッテリー交換という対応になり、1週間ほどの預かり修理で元通りになりました。
しかし、その後2020年に再びバッテリーが膨張。今度は製造元のモトローラに修理を依頼し、同じく1週間ほどの預かり修理で元どおりになっています。当時の様子は以下の記事で確認できます。
パンパンにバッテリーが膨れ上がったスマートフォン「Nexus 6」を修理に出してみた - GIGAZINE
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