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ChromeがM5 MacBook Proでブラウザベンチマークの記録を更新、全ブラウザ中最高のパフォーマンスとアピール


Googleの開発するウェブブラウザであるChromeが、Speedometer 3.1とJetstream 3という2つのブラウザベンチマークにおいて過去最高のスコアを記録しました。Speedometer 3.1に至っては、Chromeが全ブラウザ中最高のスコアを叩き出しているとのことです。

A Double Victory for Web Speed: Chrome Breaks Records Again on Speedometer 3.1 and Jetstream 3
https://blog.google/chromium/a-double-victory-for-web-speed-chrome-breaks-records-again-on-speedometer-31-and-jetstream-3/


Chrome for Mac breaks benchmark records on the latest MacBook Pro - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2026/06/05/chrome-for-mac-breaks-benchmark-records-on-the-latest-macbook-pro/

Speedometer 3.1は、さまざまなワークロード上でシミュレーションされたユーザー操作の時間を計測することで、ウェブアプリケーションの応答性を測定するというウェブブラウザ向けベンチマークです。Speedometer 3.1はChromeを含め複数のウェブブラウザとのオープンな協力のもと開発されており、Chromeで使用されているレンダリングエンジン・Blinkのさまざまな領域を網羅するワークロードを通じ、ウェブアプリケーションの応答性を測定することが可能となっています。

2025年6月、GoogleはChromiumブログで「macOS Sequoia 15を搭載したM4 MacBook Pro」を用い、Chrome 128からChrome 139 devまでのSpeedometer 3.1ベンチマークスコアがどのように向上してきたかを示す記事を公開しました。

Chrome 128からChrome 139 devまでのベンチマークスコアの変化をまとめたグラフが以下で、バージョンごとに少しずつスコアを伸ばしてきたことがよくわかります。


新たに、Googleは「macOS Tahoe 26.0.1を搭載したM5 MacBook Pro」で、Speedometer 3.1を実施。なお、macOS Tahoe 26.0.1はmacOS Sequoia 15の次のメジャーバージョンとなるmacOSです。ベンチマークスコアは全ブラウザ中過去最高となる「61」で、これは2025年6月のベンチマーク結果から5%の向上となります。

これに加えて、GoogleはJetStream 3のベンチマークスコアも公開しました。JetStream 3は「高度なウェブアプリケーションに焦点を当てたJavaScriptおよびWebAssembly向けのベンチマークスイート」です。JetStream 3.0は2026年3月末に発表されたばかりで、Speedometer 3.1と同様に主要なJavaScriptおよびWebAssemblyエンジンの開発に携わるエンジニアとの共同作業で開発されており、Apple・Google・Mozillaといったブラウザ開発企業からも貢献者が参加しています。


JetStream 3において、「macOS Tahoe 26.0.1を搭載したM5 MacBook Pro」は469ポイントを記録。Googleはこの結果について、「2026年初めに実施した別のテストと比較して10%の改善」とアピールしています。

GoogleはSpeedometer 3.1とJetStream 3のベンチマークスコア改善が示す通り、Chromeは「ユーザーにとって、より高速なインターネット体験」を提供することに成功しているとしました。


なお、ベンチマークスコアの改善につながった要素として、GoogleはJavaScript・WebAssembly・Blinkのアップデートを挙げています。

JavaScriptはウェブサイトやウェブアプリの処理速度に直結する部分で、async/await処理の高速化、JavaScript関数を最適化するタイミングの改善、BigIntの高速化などが行われています。

WebAssemblyはブラウザ上でネイティブアプリに近い速度を実現するための技術で、ゲームやAI処理にも活用されている技術。GoogleはWebAssemblyにおいて、SIMD命令の最適化、JavaScriptからWebAssemblyへの関数呼び出しのオーバーヘッド削減などを実施しています。

BlinkはChromeの中枢を担うブラウザエンジンです。BlinkではDOM操作の最適化、要素属性の処理を最適化、CSSアニメーション処理の改善、SIMD演算を活用して文字列コピー効率を大幅に向上、HTML高速パスパーサー内で文字列生成を直接最適化することでサイト初回読み込み時に生テキストからDOM要素を構築するのに必要な時間とオーバーヘッドを削減、Apple Advanced Typography(AAT)のシェーピング最適化などが行われています。

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in ソフトウェア, Posted by logu_ii

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