MetaがAWS・Azure・Google Cloudに対抗するためAIコンピューティングとAIモデルへのアクセスを販売するクラウドインフラストラクチャ事業を計画中との報道

AIコンピューティング能力とAIモデルへのアクセスを販売するクラウドインフラストラクチャ事業、いわゆる「ネオクラウド」事業にMetaが参入する予定だと、Bloombergが事情に詳しい関係者からの話として報じました。
Meta Is Planning a Cloud Business to Sell AI Computing Power - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2026-07-01/meta-is-building-a-cloud-business-to-sell-excess-ai-compute
Meta stock soars as Mark Zuckerberg explores cloud business
https://www.axios.com/2026/07/01/meta-cloud-mark-zuckerberg
関係者によると、Metaは自社のデータセンターやその他のインフラに生じた余剰のコンピューティング能力を外部顧客に販売するビジネスモデルを計画しているとのこと。ある計画案では、Metaの既存のAIインフラストラクチャ上でホストされているAIモデルへのアクセスを販売することが含まれているそうです。これは、AWSが展開するBedrockサービスに似たアプローチです。
Bloombergは「Metaは自社のMuse Sparkを含むAIモデルを動かすデータセンターとチップを運用し、開発者にアクセス料金を課すことになる」と報じています。Metaの広報担当者はコメントを控えました。

この報道後にMetaの株価は9.3%上昇し、Metaが脅威となる可能性があるとの懸念から、競合のCoreWeaveは最大14%、Nebiusは17%下落しました。
資産運用会社BernsteinのアナリストであるMadison Rezaei氏は、「実際にMetaが参入するかどうかは議論の余地がありますが、Metaが世界最大級のデータセンター基盤を保有していることは確かです」と指摘。Metaがすでに世界全体で20GWの設備容量を保有しており、今後数年間でさらに14GWを追加稼働させる見込みであることから、既存のクラウドプロバイダーの設備規模にも十分匹敵するとの見方を示しました。
Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは以前、投資家に対し「コンピューティング能力の販売は間違いなく選択肢にあります」と述べ、「ほぼ毎週、社外のさまざまな企業から、APIサービスを立ち上げてほしいという依頼や、保有しているコンピューティング能力を購入できないかという問い合わせを受けています。購入価格には、当社の調達価格よりも高いプレミアムを支払うという提案もあります」と語っていました。ただ、そのコンピューティング能力をMeta自身が利用するため、当時は販売の選択肢がなかったそうです。

by Anthony Quintano
Bloombergは、AWS、Azure、Google Cloudがインターネット経由でコンピューティング能力を販売するビジネスで支配力を有し、四半期ごとに数百億ドル(数兆円)の収益を上げていることを指摘し、「Metaはクラウドインフラストラクチャ事業で新たな競争の場を構築しようとしています」と伝えました。
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in AI, Posted by log1p_kr
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