PS5がついにストレージの増設に対応、気になる要件とは?

2021年7月30日、PlayStation 5(PS5)の次期メジャーシステムアップデートのベータ版が配布され、待望のM.2 SSDによるストレージの増設に対応しました。PlayStationサポートは対応するSSDの要件も発表しています。
PS5にM.2 SSDを取り付ける方法 日本
https://www.playstation.com/ja-jp/support/hardware/ps5-install-m2-ssd/
PS5に使用できるM.2 SSDの要件は以下の通り
インターフェース | PCIe Gen4x4 M.2 NVMe SSD |
容量 | 250GB~4TB |
放熱構造 | ヒートシンクなどの放熱構造 |
シーケンシャル読み込み速度 | 5500MB/秒以上を推奨 |
モジュールの幅 | 22mm幅(25mm幅は非対応) |
対応サイズ | M.2 Type 2230、2242、2260、2280、22110 |
ソケットタイプ | Socket 3 (Key M) |
放熱構造を含めたサイズ | 長さ110mm×幅25mm×高さ11.25mm未満 |
また、サイズについての詳細は以下の通り。
長さ | 30mm、42mm、60mm、80mm、110mmのSSDに対応 |
幅 | 22mm幅のM.2 SSDモジュールが必要 |
高さ | 基板から下2.45mmまで、基板から上8.0mmまでの適切な位置にあること |
PS5でM.2 SSDを使用する場合、片面あるいは両面のヒートシンクをM.2 SSDに取り付けるか、あらかじめヒートシンクなどの放熱構造が組み込まれたM.2 SSDを利用する必要があります。

また、シングルサイドおよびダブルサイドのSSDに対応し、M.2 SATA SSDには対応していないこともアナウンスされています。このほか、M.2 SSDのシーケンシャル読み込み速度が5500MB/秒以上であっても、PS5に内蔵されている超高速SSDと同等の性能ですべてのゲームをプレイできるとは限らないとのこと。

配布されたベータ版はPS5のベータプログラムに参加しているユーザーのみが受け取れます。
PS5はその本体内部にPCIe 4.0に対応したM.2スロットを設けていますが、発売のタイミングでは拡張ストレージはサポートされていませんでした。PS5の内蔵SSDの容量は825GB、システム占有分を除くと空き容量は667GBであり、昨今の大容量のゲームがストレージをすぐに圧迫するという問題から、拡張ストレージへの対応が待たれていました。
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in ソフトウェア, ハードウェア, Posted by log1p_kr
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