レビュー

ASUSのゲーミングヘッドセット「ROG STRIX GO BT」レビュー、ゲーミングを超える音質と使いやすさ&フル充電で最大45時間使用可能


感動のBGMや迫力あるSEなどをゲームの印象を決定づけることがあることに加え、FPSなどでは足音や銃声などを聞き取れるかどうかが勝敗に直結するため、「サウンド」は重要な要素です。ASUSのゲーミングブランド「ROG」からゲーミングスマートフォン「ROG Phone 5シリーズ」と同時に登場した「ROG Strix Go BT」は、Qualcomm aptX Adaptive audio technologyによる低遅延&高品質&シームレスなサウンドを実現し、さらにアクティブノイズキャンセリング技術により周囲の音を遮断してゲームに集中できる環境を生み出してくれるとのことなので、実際に使ってみました。

ROG Strix Go BT | 3.5mm ヘッドセット | Gaming ヘッドセット,Audio|ROG - Republic of Gamers|ROG 日本
https://rog.asus.com/jp/headsets-audio/headsets/3-5mm-headsets/rog-strix-go-bt-model/

ROG Strix Go BTのパッケージがこちら。


中には専用キャリングケースと保証書、ユーザーガイドが入っています。


専用キャリングケースの表面にはROGブランドのロゴと「REPUBLIC OF GAMERS」というキャッチコピーが記されており……


裏側はカードなどの平たい小物が収納できるポケットが備え付けられています。


ズズズっとファスナーを開いてケースをオープン。


中にはROG Strix Go BT本体、USB Type-A Type-C変換アダプター、オーディオケーブル、3.5mmステレオ&マイク分岐アダプターが入っていました。


これが本体。


左側のイヤーカップには「ROG」の文字入り。


右側はASUSのロゴが入っています。


ヘッドバンドは「REPUBLIC OF GAMERS」のキャッチコピー。


左右のバンドの長さを調節するスライド部は、無段階式ではなく伸び縮みさせるとカチッカチッとわずかに手応えがある段階式。鯉口部分はメタリックシルバー。


イヤーパッドの内側には、ASUSのロゴが描かれています。


左右の表記があるのは、イヤーカップの付け根部分。


イヤーカップの底面部分は、左側に音量調節&マイクミュート用ダイヤルスイッチ・ファンクションキー・電源ボタン・有線接続用ポート、右側にUSB Type-Cポートがあります。


表側に近い箇所には、NFC検出エリアと内蔵マイクが備わっています。Nという文字がNFC検出エリア、単なる穴っぽいのが内蔵マイク。


イヤーカップは以下のように内向きにカクッと曲げて、コンパクトに折りたたむことができます。


重量は実測309g。


装着するとこんな感じ。締め付けは弱すぎず強すぎずなちょうどいい案配で、重心の変な偏りもナシ。カナル型のイヤホンほどではありませんが、装着するだけで周囲の雑音が一段階弱まる印象。


電源ボタンを2秒長押しすると電源オン。7秒長押しでBluetoothのペアリングモード、通常プッシュでアクティブノイズキャンセリングモードの切り替えとなります。装着しながら電源をオンにすると「パワーオン」と外国人女性の声が教えてくれます。


特徴的なのがNFCによるスマートフォンとのペアリングが可能という点。ROG Phone 5 UltimateなどのAndroidデバイスはNFC機能が搭載されているので、NFC機能をオンにして、ROG Strix Go BTのNFC検出エリアにかざすと……


「BluetoothデバイスRog Strix Go BTをペアに設定してもよろしいですか?」というポップアップが表示されます。後は表示に従うだけでサクッとBluetooth接続の設定を完了できます。


電源ボタンの通常プッシュでアクティブノイズキャンセリングモードを切り替えると、切り替えるたびに外国人女性の声が「ノイズキャンセリングオフ」「ヘビーノイズキャンセリング」「ライトノイズキャンセリング」「エンヴァイロメンタルサウンド(環境音)」と現状の設定を教えてくれます。ノイズキャングモード2種をオンにしても音質自体にほぼ影響はなさそう。ノイズキャンセリングオフモードはいわゆる耳当てを装着しているような状態で、環境音モードは周囲の環境音を拾って電子的に再生している状態の様子。環境音は特に風音を拾いやすく、空調の下などを歩くと「ブオオー」という音が入ることがありました。


結構な爆音で音楽を流してみても、隣席の編集部員いわく「音漏れは一切ない」との意見。仮に音漏れしていたとしても、空調の駆動音などに負けて聞こえなくなる程度の漏れのようです。

無線接続でゲームをプレイしても遅延などは一切感じず。ゲームにフォーカスしているヘッドセットの場合、「足音などの低音に重点を置きすぎてて音楽を聴くにはちょっと……」ということがありますが、力強い低音だけでなく高音の伸びしろもかなり良好で、音質に関してはほぼ不満なし。バッテリーの持ちについては15分間の充電で5時間駆動。最大で45時間のノンストップゲーミングが可能とのこと。


マイクについては音量調節ダイヤルスイッチをプッシュするとマイクのミュート/アンミュートができるという機能が便利。ゲーム中に家族に話しかけられたときなど、サクッとマイクをオフにできます。


収納時はこんな感じで、専用キャリングケースにセパレーターが付いているので……


以下のように本体が中で動かないようにキッチリ収納できます。


反対側のポケットにはコード類を収められます。


実際に使ってみると、ゲーミング向けという以上に音質の良さが魅力。取り回しも非常に良く、電源ボタンでオンオフしたりノイズキャンセリングモードを切り替えるたびに「ノイズキャンセリングオフ」などの音声で教えてくれるのはハンズフリーの良さを強調しています。有線と無線の両方に対応している点や動画再生時の音再生もシームレスで、遅延や音漏れが感じられない点なども合わせて、ゲーミングの枠を超えて使いやすい印象でした。

「ROG Strix Go BT」は公式通販サイトのASUS Storeでは税込2万8578円で購入可能。Amazon.co.jpでは2万8600円から購入可能となっていました。

Amazon.co.jp: ASUS ワイヤレス ゲーミングヘッドセット ROG STRIX GO BT AIノイズキャンセリングマイク、低遅延パフォーマンス、PC、Nintendo Switch 、スマートデバイス、PS5 : パソコン・周辺機器

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in レビュー,   ハードウェア,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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