濃厚でクセのあるチーズがふんわり卵と出汁と絡み合うなか卯の「濃厚チーズの親子丼」と「甘辛チーズの親子丼」を食べ比べてみた
丼と京風うどんチェーンのなか卯に2021年7月8日から、ゴーダ・レッドチェダー・モッツァレラ・パルメザンという4種類のチーズが味わえる「濃厚チーズの親子丼」と、ゴーダ・レッドチェダー・モッツァレラの3種類のチーズにコチュジャンベースのタレをかけたチーズタッカルビ風の「甘辛チーズの親子丼」が登場しています。「親子丼でチーズ対決!あなたはどっち派!?」と両メニューの食べ比べをなか卯公式が推奨していたので、実際にどちらも食べて比較してみました。
《予告》 親子丼でチーズ対決!あなたはどっち派⁉ 「濃厚チーズの親子丼」VS.「甘辛チーズの親子丼」 | お知らせ | 丼ぶりと京風うどんのなか卯
https://www.nakau.co.jp/jp/news/788
なか卯にやってきました。
店頭には濃厚チーズの親子丼弁当をアピールするのぼりが立っていました。
というわけで、お持ち帰りメニューである濃厚チーズの親子丼弁当(並盛・税込590円)と甘辛チーズの親子丼弁当(並盛・税込590円)を買って帰ってきました。
濃厚チーズの親子丼弁当の容器はセパレート。具を見ると溶けたチーズで覆われています。
濃厚チーズの親子丼弁当には、ガーリックペッパーが入った小袋もついていました。
具をご飯の上に載せ、ガーリックペッパーをかけます。
食べてみると、ふわふわした卵に加えられた出汁のうま味がしっかり感じられますが、それ以上にとろとろにとろけたチーズ特有のクセのある味わいが主張しています。チーズと和風だしは果たして合うのだろうか、と食べる前は思っていましたが、卵の風味でバランスが保たれている印象。ガーリックペッパーのピリッとした刺激とにんにくの香りがアクセントになり、和洋折衷の味わいです。
次に、甘辛チーズの親子丼弁当を食べてみます。
具を見ると、卵と溶けたチーズが混ざり合っており、ところどころに赤いタレが見えます。
甘辛チーズの親子丼は卵とチーズの味に加わって、コチュジャンのうま味と辛さがしっかりと感じられます。辛さはピリっとする程度で、辛いものが苦手な人でも十分食べられるレベル。コチュジャンの風味によって、確かにチーズタッカルビのような味わいで、飽きがこない味に仕上がっています。出汁のうま味にチーズの風味も加わってかなりボリュームがあり、食べごたえは抜群。本来和食である親子丼が異国情緒あふれる味に仕上がっていました。
実際に食べてみると、濃厚チーズの親子丼は、親子丼としてはシンプルな味わいでやや単調ともいえますが、チーズ独特のクセと風味をよりしっかりと感じられます。甘辛チーズの親子丼はコチュジャンタレの味と香りが強く、チーズの風味がやや薄めですが、ピリッとした刺激とチーズタッカルビのような味わいを親子丼で楽しめるので、「チーズが大好き!」という人には濃厚チーズの親子丼が、とにかくパンチのある味わいを楽しみたいという人には甘辛チーズの親子丼がおすすめといえます。
濃厚チーズの親子丼と甘辛チーズの親子丼は2021年7月8日からなか卯の全国店舗で食べることができます。価格はどちらも並盛が税込590円です。
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