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Twitterが音声会話機能「スペース」専用のボタンをスマホアプリに追加


Twitterがスマートフォン向けアプリの再設計を行い、音声SNS・Clubhouse風の音声会話機能「Spaces(スペース)」を利用するための専用ボタン&タブを導入することを日本時間の2021年6月4日(金)に発表しました。


スペースはTwitterが提供している音声会話機能で、2021年4月からiOSとAndroid版のTwitterアプリで利用可能になり、2021年5月からはウェブブラウザからスペースに参加する機能も追加されています。

Twitterの音声会話機能「スペース」がブラウザ版でも利用可能に - GIGAZINE


スペースの提供開始時点では、スマートフォン向けアプリからスペースに参加するには、画面上部のフリート一覧と共に表示されている「参加可能なスペース」のアイコンをタップする必要がありました。しかし、2021年3月には、Twitterの開発チームがアプリの下部にスペース専用ボタンの追加を検討していることが明らかになっており、Twitterの機能追加に期待が集まっていました。


そして、日本時間の2021年6月4日(金)に、iOS版Twitterアプリにスペース専用タブを試験提供することがスペース公式アカウントによって発表されました。スペース公式アカウントが投稿した画像を確認すると、画面下部に新たなアイコンが追加されていることが分かります。また、画面には参加可能なスペースの一覧が「スペースのホストユーザー」「スペースの名前」「視聴者数」「参加者のアイコン」と共に表示されています。


また、スペース公式アカウントは「スペースを開催しているホストユーザーのアイコンを紫色のリングで囲む」機能をiOSとAndroid版のTwitterアプリに追加したことも発表しています。この機能の追加により、スペースの開催中のユーザーを見分けることが容易になり、アイコンをタップすることでスペースへ参加することも可能になります。


SNS関連のニュースサイト・Social Media Todayは、Twitterアプリの画面下部にボタンが追加されるのは、2015年に「モーメント」機能が登場して以来の出来事だと指摘し、「Twitterがスペースタブとボタンを追加した事実は、Twitterがスペースに大きな期待を寄せていることを示しています」と主張しています。

なお、今回発表されたスペースタブとボタンは、iOS版Twitterアプリを用いる一部のユーザーに対して2021年6月4日(金)から試験提供されています。また、Twitterは問題点や改善点の共有を求めています。

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in モバイル,   ソフトウェア,   ネットサービス, Posted by log1o_hf

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