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Twitterの音声ツイート機能は2021年までに自動文字おこし機能やAndroidアプリにも対応


Twitterが提供している音声ツイート機能が、2021年初頭には自動文字おこし機能に対応し、Androidおよびウェブ版にも対応する予定であることが明かされました。

Making Twitter more accessible
https://blog.twitter.com/en_us/topics/company/2020/making-twitter-more-accessible.html


Twitterは2020年6月に音声ツイート機能を導入しました。

Twitterに最大140秒の音声を録音してツイートできる新機能が追加 - GIGAZINE


音声ツイート機能を用いると、以下のようなツイートが投稿できます。


TwitterのプロダクトリードマネージャーであるKayvon Beykpour氏は、「音声ツイート機能を導入したことで、我々は企業としてやらなければいけない作業がまだまだ多く存在することに気づきました。そして、障害者コミュニティにとってTwitterがより包括的なものとなるように、新しい機能を提供していくことを約束しました」と述べ、新しいアクセシビリティツールを提供するなどしてアドボカシーを向上していくための専任チームを新たに新設したと発表しています。

Twitterのアクセシビリティ向上のために新設されたのは、「アクセシビリティセンターフォーエクセレンス」と「エクスペリエンスアクセシビリティチーム」という2つのチームです。

アクセシビリティセンターフォーエクセレンスは、Twitterのオフィススペースでのアクセシビリティを向上させたり、同社のマーケティングおよびコミュニケーション戦略におけるアドボカシーの向上を行うチームです。エクスペリエンスアクセシビリティチームは、製品組織内で新規および既存の機能のアクセシビリティ向上を目指すチームで、アクセシビリティセンターフォーエクセレンスと連携し、製品開発ライフサイクル全体でアクセシビリティの向上に努めます。

さらに、Twitterは音声ツイート機能を用いて投稿されたオーディオデータもしくはムービーデータに、自動で文字おこしを追加する機能の開発にも着手していることを明かしました。自動文字おこし機能は2021年初頭までに実装予定です。なお、Twitterの音声ツイート機能は記事作成時点ではiOSアプリ限定で提供されているため、2021年中にはAndroidアプリおよびブラウザ版にも音声ツイート機能を実装する予定であると明かしています。


このほか、Twitterはサービス全体のアクセシビリティ向上に幅広く投資するための長期的なロードマップ基盤を構築するとしています。また、Twitterは外部グループと提携し、今後数カ月にわたりインタビュー・リモートでのユーザビリティ調査などを通じて障害者からのフィードバックを収集する予定であることも明かしました。

なお、Twitterはアクセシビリティ関連の最新情報をTwitter Accessibility(@TwitterA11y)というTwitterアカウントで配信していくとしています。

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in ソフトウェア,   ネットサービス, Posted by logu_ii

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