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Intelの低電圧モデル「Tiger Lake-U」から最大5GHzの「Core i7-1195G7」「Core i5-1155G7」が登場

by Morton Lin

第11世代Coreプロセッサ、通称「Tiger Lake」の低電圧シリーズ「Tiger Lake-U」から、「Core i7-1195G7」「Core i5-1155G7」が新たに登場しました。上位モデルのCore i7-1195G7はシングルコア動作時の最大クロックが5GHzに達します。

World’s Best Processor for Thin-and-Light Windows Laptops Just Got...
https://www.intel.com/content/www/us/en/newsroom/news/better-processor-thin-light-laptops.html#gs.2psner

Intel at Computex 2021: Tiger Lake-U Refresh, Mediatek 5G Solutions, NUC 11 Extreme
https://www.anandtech.com/show/16716/intel-at-computex-2020-tiger-lakeu-refresh-mediatek-5g-solutions-nuc-11-extreme

Intel’s latest 11th Gen processor brings 5GHz speeds to thin and light laptops - The Verge
https://www.theverge.com/2021/5/30/22459025/intel-11th-gen-tiger-lake-processor-5g-modem-computex

Intel brings 5 GHz to ultra-thin laptops with new 11th Gen Core i7-1195G7 CPU | Laptop Mag
https://www.laptopmag.com/news/intel-brings-5-ghz-to-ultra-thin-laptops-with-new-11th-gen-core-i7-1195g7-cpu

2021年5月31日、Intelはオンライン開催されたアジア最大規模のコンピューター見本市「Computex 2021」の中で「Tiger Lake-U」シリーズの新モデル「Core i7-1195G7」「Core i5-1155G7」を発表しました。一般的に商用販売されるTiger Lakeにはハイエンドな「Tiger Lake-H」シリーズと薄型ゲーミングPC向け「Tiger Lake-H35」シリーズもあり、Tiger Lake-Uシリーズは薄型軽量PC向けという位置づけ。新たに発表されたTiger Lake-Uシリーズ2種は薄型軽量向けながらも性能面を強化されており、上位モデルのCore i7-1195G7は最大5GHz、下位モデルのCore i5-1155G7は最大4.5GHzとなっています。

具体的なスペックをTiger Lake-Uシリーズ内で比較したのが以下の画像で、強調表記されているのが今回発表された2種。


Core i7-1195G7もCore i5-1155G7も内蔵GPUがIris X、4コア8スレッド、DDR4-3200およびLPDDR4X-4266のメモリ対応、消費電力12-28Wという点は共通ですが、Core i7-1195G7は「内蔵GPUの演算ユニット(EU)数96基、共有L3キャッシュ容量12MB、ベースクロック2.9GHz、シングルコア最大クロック5GHz、全コア最大クロック4.6GHz、最大GPUクロック1.4GHz」なのに対し、Core i5-1155G7は「内蔵GPUの演算ユニット(EU)数80基、共有L3キャッシュ容量8MB、ベースクロック2.5GHz、シングルコア最大クロック4.5GHz、全コア最大クロック4.3GHz、最大GPUクロック1.35GHz」という差があります。

発表の中でIntelは対抗馬の「AMD Ryzen 7 5800U」を引き合いに出し、グラフィック性能を比較。「フォートナイト」や「Apex Legends」などの有名ゲームにおいて、Core i7-1195G7がRyzen 7 5800Uの1.46~2.78倍のパフォーマンスを達成したと強調しました。


以上のCPU2種の他にも、IntelはMediaTekやFibocomと共同開発したM.2拡張カード形式の5G通信モジュール「Intel 5G Solution 5000」も発表しました。サイズは30mm×52mmで、PCIe 3.0インターフェイスを介して5Gとサブ6GHz、4G LTE、3G(W-CFMA)をサポートします。Intel 5G Solution 5000に協力している会社一覧の項にはDocomoとKDDIの名前が挙がっているため、これら2社の環境では利用が可能になると考えられます。


Intelによると、今回発表したCore i7-1195G7とCore i5-1155G7に、Intel 5G Solution 5000を組み合わせたノートPCがAcer、ASUS、HPから2021年後半に登場する予定とのことです。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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