Netflixと円谷プロが共同でウルトラマンのCGアニメ長編映画「Ultraman」を製作中
ウルトラマンシリーズを製作する円谷プロダクションが、ストリーミングサービスのNetflixと共同でウルトラマンのCGアニメ長編映画「Ultraman」を製作中であることを発表しました。
日本の国民的スーパーヒーローを描くCGアニメ長編映画「Ultraman (原題)」、Netflixで製作中 | 株式会社 円谷プロダクション
(PDFファイル)https://www.tsuburaya-prod.co.jp/wp-content/uploads/20210514-netflix.pdf
CGアニメ長編映画『Ultraman (原題)』
— 円谷プロダクション (@tsuburayaprod) May 13, 2021
円谷プロダクションとNetflixが共同製作中!https://t.co/q0zJcixRSS#ウルトラマン #Ultraman #円谷プロ #ネットフリックス #Netflix pic.twitter.com/Sptf1b0brA
これまでもNetflixと円谷プロダクションは、アニメシリーズの「ULTRAMAN」を共同制作しており、同作のシーズン2の制作も発表されています。このULTRAMANとは別の完全新作となるCGアニメ長編映画「Ultraman」の製作が発表されました。監督を務めるのはアカデミー賞2部門ノミネートの「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」で原案を担当したシャノン・ティンドル、共同監督はジョン・アオシマ、脚本は「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」で脚本を担当したマーク・ヘイムズとティンドルです。プロデューサーはトム・ノット、共同プロデューサーはリサ・プール、制作会社は円谷プロダクションとインダストリアル・ライト&マジックが担当します。
あらすじは以下の通り。
野球界のスター選手、サトウ・ケンのもう一つの姿、それは地球を守るスーパーヒーロー、ウルトラマン。その役割を担うべく、サトウは日本に帰国するも、戻ってすぐに、「宿敵」の子である赤ちゃん怪獣の養育を任されるという、思いもよらない事態に...。チームの一員として、また新米パパとして奮闘しながら、ケンは自分の中にあるエゴや疎遠になっている父、過激な怪獣防衛軍の台頭と向き合い、ウルトラマンであることの本当の意味を見出していきます。
監督を務めるティンドルは、「この映画を作ることは、私の長年の夢でした。円谷英二さんの『ウルトラマン』に対する私の愛から生まれたオリジナルストーリーが、幸運にも映画として実を結ぶことになりました。円谷プロダクションの方々からの素晴らしい信頼と、Netflixアニメーション部門の皆さんのサポートに、心から感謝しています。優れたメンバーがそろった私たちチームの斬新な『Ultraman(原題)』を、世界中の視聴者にお届けできる日を楽しみにしています」と語っています。
2021年で55周年を迎えたウルトラマンにとって初の全世界に向けて本格的に展開される作品となるということで、円谷プロダクションの塚越隆行会長は「『ウルトラマン』は、これまで多くの人たちを魅了してきました。シャノン・ティンドル氏もその一人です。彼は子供のころからウルトラマンに大きな影響を受けて育ち、そしてクリエイターになったとお聞きしています。今度は世界中の子供たちが、Netflixを通じてシャノンのウルトラマンを観て、勇気と希望と思いやりの気持ちを育んでもらえたらうれしいです」と語りました。
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