1年に一晩だけのはずの無法地帯「パージ」が終わらないスリラー映画「The Forever Purge」予告編公開

1年に1度、12時間だけ全ての犯罪が合法化される「パージ法」が施行される世界で、1年に1度だけでは満足できなくなった地下運動のメンバーたちがパージ法を無視し、永遠にパージ状態となってしまった世界を描いたスリラー映画「The Forever Purge」の予告編が公開されました。2013年から続く「パージ」シリーズの最新作で、エベラルド・ゴウトが監督を務め、「パージ」シリーズの監督を務めたジェームズ・デモナコは今作では脚本を手がけます。メキシコ出身のアナ・デ・ラ・レゲラとテノッチ・ウエルタが主演を務め、アメリカ・テキサス州とメキシコを舞台に、騒乱と虐殺が渦巻く世界が描かれます。

The Forever Purge (2021) | Trailer & Movie Site | July 4th Weekend
https://www.theforeverpurge.com/synopsis/

The Forever Purge - Official Trailer [HD] - YouTube

数々の暴力行為が行われている中、「毎年恒例のパージは間もなく終了します……」というアナウンスが流れ、パージの終了を告げるサイレンが鳴り響きます。

「生き残ったのか？」と確認し合う住民たち。

「全ての警察と緊急サービスが復活しました。現在、殺人を含む全ての犯罪は違法です」というアナウンスが流れ、その年のパージが終わったことが知らされます。

テノッチ・ウエルタ演じる主人公・フアンは、裕福な牧場主であるケイレブ・タッカーの牧場で働いています。フアンは「さあ、仕事に取り掛かろう」と言い、いつもの日常に戻ろうとします。

しかし、何かがおかしいと感じるフアン。

アナ・デ・ラ・レゲラ演じるフアンの妻・アデラは、道の真ん中に置かれたおりからヤギを出そうとします。

近寄って扉を開けようとしますが……

何らかの仕掛けがはたらき、あおむけにおりに挟まれてしまいます。

そこに現れる、ウサギの覆面を付けた謎の人物。

アデラは「パージは終わった、助けて」と叫びますが……

謎の人物はゆっくりと首を振り、アデラを襲おうとします。

フアンの方も何者かに銃を突きつけられ、「まだパージは終わっていない」と告げられます。

パージは終わったはずなのに、街の至る所で犯罪が行われている様子。

保安官も「これはおかしい。誰もサイレンを聞いていないのか？」と困惑します。

貧富の差に不満を感じたギャングらがタッカー家を捕らえて暴力を振るい、「無力さを思い知ったか。これが真のパージ『フォーエバー・パージ』だ」と告げます。

そこに銃を持って駆けつけ、ギャングらを撃ち殺す男。

主人公らの、「フォーエバー・パージ」を掲げる集団からの逃走劇が始まります。

まさに無法地帯となった街を逃げ続けます。

主人公らは「ここから抜け出す方法を探さなくては」と話します。

「メキシコが国境を開いている」との情報を聞き、一同はメキシコを目指すことに。果たして無事にメキシコにたどり着くことができるのか……。

The Forever Purgeは2021年7月2日にアメリカで公開予定、日本での公開は未定です。