あらゆる食べ物をシビ辛にできる「麻辣粉」でフライドチキンやカップ麺などを激辛料理に変えてみた
「日清爆裂辛麺」や「カップヌードル シビれる花椒の火鍋ヌードル」など激辛商品が次々に登場していますが、辛いもの好きであれば自分の好きな強度で辛さを増したり減らしたりしたいもの。そんな中、花山椒や唐辛子といった複数のスパイスをブレンドし、かけるもの全てをシビ辛にできる「麻辣粉」なるものを発見したので、どんな仕上がりか購入して確かめてみました。
麻辣粉 粉末 【30g 】 <袋入り> [SpiceStock スパイスストック]
https://www.spicestock.jp/eshopdo/refer/gvid1pF_003700.html
これが麻辣粉。銀色のパックに入っているので、外からはどんな見た目かわかりません。
1袋30g入りで、カロリーは103kcal。
原材料名には唐辛子、花山椒、生姜、陳皮、食塩が並んでいます。
開封すると、中に入っていたのは鮮やかなオレンジの粉。
唐辛子以外は何が何か判別できませんが、顔を近づけるとふわ~っと花山椒の香りがただよってきます。単純な花山椒の香りではなく、複数のスパイスがブレンドされたような複雑さが感じられます。
ということで、いろんな食べ物との組みあわせを確かめるべく、いろいろ買ってきました。
まずはフライドチキンをオーブンで温めて……
たっぷりと麻辣粉をつけて食べてみます。
一口目・二口目あたりは余り辛さを感じず、フライドチキンの味がメインで、花山椒のいい香りがふわっと鼻を抜けていきます。しかし、「あんまり辛くないかも?」と思った直後にジワジワと辛さが追ってきて、一度舌が刺激されると辛さがなかなか消えません。最初は余裕で食べていた辛いもの好きもしばらくすると「辛い」「これは辛い」とコメントするほどでした。一方で、一味などはかけすぎると辛さ一辺倒になり、味や風味を感じづらくなりますが、麻辣粉は唐辛子の香ばしさや花山椒の香りがしっかりとあるので、ただ辛いだけではない「旨辛」な仕上がりになります。
次はカップヌードルと合わせてみます。
お湯を注いで……
3分待ったら麻辣粉を振りかけて完成。
これもフライドチキンの時と同様に、最初の数口は普通のカップヌードルの味なのですが、食べれば食べるほど花山椒や唐辛子が舌の上で主張を強くしていきます。「花山椒が唐辛子よりも弱く感じる」というコメントもありましたが、弱すぎることことはなく、良い感じに独特のしびれを感じます。全体として、カップヌードルの味わいを消すことなく、辛さと香りがうまく共存していました。
また公式レシピ集を見てみたところ、肉や野菜の炒めものにも合いそうだったので試してみました。
具材はシンプルに、野菜炒め用のカット野菜と、豚バラ肉。そこに味覇や醤油で味付けていきます。しっかり火が通ったところで小さじ1~2程度の麻辣粉を投入して……
完成。
食べてみたところ、フライドチキンやカップラーメンのようにトッピングする形だと唐辛子の刺激が最も強く出たのですが、炒め物にスパイスとして混ぜると、唐辛子が抑えられ花山椒の香りやしびれがより強く感じられました。いつもの肉野菜炒めに麻辣粉を投入しただけですが、風味が強いのでかなり本格的に感じられます。
また、公式レシピ集には卵かけご飯を始めとするさまざまな使い方が載っているので、参考にすれば用途に困らなさそうです。卵かけご飯も楽チンにして辛いもの好きの欲望を満たしてくれる仕上がりでした。
なお、麻辣粉は税込324円となっています。
麻辣粉 粉末 【30g 】 <袋入り> [SpiceStock スパイスストック]
https://www.spicestock.jp/eshopdo/refer/gvid1pF_003700.html
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