レビュー

5人の美少女が力を合わせて楽園崩壊を企てる闇の組織と戦う協力型カードゲーム「Brigare」プレイレビュー


Eresia」「Diletto」に続く「secret of eden」シリーズ第3作となる、Domina Gamesのゲーム「Brigare」が2021年4月22日(木)にリリースされました。楽園転覆計画を企てる「黒い翼の天使」を阻止するために5人の美少女が力を合わせて戦う協力型カードゲームになっているとのことで、実際にプレイしてみました。

Brigare | Domina Games
https://www.dominagames.com/brigare

Brigareのパッケージはこんな感じ。


プレイ人数は2~5人、対象年齢は8歳以上、プレイ時間は15~30分を想定。


内容物は説明書と白いキューブが5つ、5色のマーカーが各色1つずつ。


プレイヤーとなる生徒カードが5枚、エリアカードが6枚、クエストカードが10枚、計画カードが44枚。


アイコンの見方とカード枚数が記されたサマリーカードが5枚、イベントカードが25枚。


ゲームを始める前に、エリアカードを上から「学校」「図書館」「街」「森」「廃虚」の順番に並べ、各列ごとにイベントカードを5枚ずつ並べます。なお、以下の画像では間を詰めて並べていますが、ゲーム中にイベントカードが横向きになることもあるので、もう少し間を空けるのがおすすめです。


エリアカードには9つのマスが描かれています。このマスはそのエリアの「防御力」を示すカウンターで、白いキューブを「0」のマスに配置します。


各プレイヤーにサマリーカードと生徒カードを配布します。生徒カードには固有の能力があり、「準備ポイント」を消費することで発動することができます。カード右端にある準備ポイントカウンターの「0」の位置にマーカーを置きます。


そして、各プレイヤーに手札として、計画カードを3枚ずつ配布します。ゲーム前に、計画カードの中から任意の枚数を引き直すことが可能です。残った計画カードは山札として場に置いておきます。なお、ゲームの難度は「イージー」「ノーマル」「ハード」の3種類があり、イージーだと手札の情報をプレイヤー間で共有することができます。


最後にクエストカードをシャッフルし、1枚だけ引いて公開し、残りのクエストカードは箱にしまいます。これで準備は完了。


ゲームは時計回りに手番を回していきます。各プレイヤーは自分の手番で「計画カードを公開して効果を発動し、『クロック』に置く」「準備ポイントを使って、プレイヤーの固有能力を発動する」「山札から手札を1枚補充する」という流れで処理を進めていきます。

まず、計画カードを公開して効果を発動し、山札の右隣にある計画カード専用の捨て札置き場である「クロック」に置きます。以下の場面で公開された「潜入」の場合、虫眼鏡アイコンに「2」という数字が書かれており、さらに「場の表向きのカードを1枚選び、隣接するエリアに移動させてもよい」とあります。


虫眼鏡アイコンは、裏向きに置かれているイベントカードを2枚めくることができます。ただし、めくることができるのは同じエリア(横列)にあるものから2枚です。一番上の「学校」エリアのイベントカードを2枚めくってみたところ、「闇」と「ブリーナ」でした。


なお、25枚の内訳は決まっており、どのカードが何枚あるのかはサマリーカードに記載されています。このサマリーカードの枚数を見ながら、裏向きになっているカードが何なのかを予想することがゲームを進めていく上で非常に重要。


さらに、「潜入」の効果で、直前に表向きになったばかりの「闇」を、隣接する「図書館」エリアに移動させました。


準備ポイントがたまっていないので能力の発動は不可能だったので、手札を1枚山札から補充して手番が終了。なお、手番終了時にクロックに公開されている計画カードが12枚以上になった時点で、ゲームが終了します。


そして、ゲームに勝利する、つまり「暗躍する闇の組織の計画を食い止める」ためには、5つのエリアの「防御力」を高めなければなりません。

「偽情報」には、「+2」と書かれた盾のアイコンが描かれています。


このカードの効果は、任意のエリアの防御力を2上げることができるというもの。今回は「廃虚」エリアの防御力を2上げることにしました。「廃虚」のエリアカードには「6」と書かれた2本の剣のアイコンが描かれています。このアイコンの数字は「攻撃力」を示しています。楽園転覆計画を食い止めて世界の平和を守るためには、5つのエリアすべての防御力を、攻撃力よりも高い数値にまで上げる必要があります。つまり、「廃虚」のエリアを守るためには、最低でも6以上まで防御力を上げなければならないというわけです。


防御力は計画カードだけではなく、精霊の助けを借りて上げることも可能。例えば以下の「光」のカードには、太陽のアイコンが1つ描かれています。同じエリアに1種のアイコンが3つ以上揃った時、「連鎖」が発生して効果を1度だけ発動してくれます。なお、プレイヤーたちを助けてくれる精霊のカードは「オーソドックス」という種類のイベントカードで、カードの外枠が白いのが特徴。


しかし、闇の組織もただ妨害を受けるだけではありません。各エリアには黒い翼の天使の配下がイベントカードとして潜んでいます。「配下」のカードをめくってしまうと、そのエリアの攻撃力が3上がってしまいます。なお、黒い翼の天使のメンバーは「ヘレティック」という種類のイベントカードで、カードの外枠が黒くなっています。


配下をめくってしまったプレイヤーは、準備ポイントが1上がります。準備ポイントは2ポイント消費することで、自分の手番で固有のスキルを発動できます。例えば、「どこからか異端者の服を調達してきた」「人の弱みをコレクションしている」という、かなり手癖の悪そうな女生徒・ベルケは、イベントカードを2枚めくることができ、さらに表向きにしたオーソドックスのイベントカードを横向きにできる「暗躍」という固有スキルを使えます。


ベルケのプレイヤーがスキルを発動して2枚めくったところ、2枚とも「闇」のカードでした。「闇」のカードを横にすると、アイコンの数が1個から2個に増えるので、アイコンの数が3枚以上となり、連鎖が発動。


「闇」が連鎖すると、クロックにある計画カードを上から1枚、山札の下に戻すことができます。クロックが12枚以上になるとゲームが強制終了になるので、「闇」を連鎖させることでクロックの枚数を減らし、ゲームのターン制限を延長することができるというわけ。この「闇」の連鎖を駆使しなければ、5つのエリアを守り切るのは非常に困難です。


そして、イベントカードの中には、エデンの神であり、5人の女生徒の教師でもあるソフィーが隠れています。ソフィーが連鎖を起こしたエリアにいると、任意のプレイヤーの準備ポイントが1追加されます。


ソフィーの能力で、ラティの準備ポイントを1上げます。ラティの固有スキルは、「ヘレティックのカードを1枚横向きにできる」というもの。


黒い翼の天使の配下は攻撃力3ですが、同じヘレティックである「ぬいぐるみ」を横にすると、攻撃力を3下げてくれます。「配下」の攻撃力が、横になった「ぬいぐるみ」でちょうど相殺されました。


さらに「手作りトラップ」という計画カードを設置すると……


「手作りトラップ」を設置したエリアにヘレティックカードを移動させた場合、そのヘレティックカードを横向きにできます。配下は横向きにすると攻撃力が0になり、完全に無力化されます。


配下を無力化したり防御力を必死にあげている中で突如立ちはだかったのが、楽園転覆を計画する黒い翼の天使である「異端の王」です。異端の王は攻撃力が6もあり、横向きにしても完全には無力化されないので、非常に厄介な存在です。


そんな異端の王を弱体化させるのが、この「銀の指輪」です。銀の指輪は異端の王に特化して攻撃力を3下げるカードです。また、銀の指輪に描かれている旗のアイコンはクロックではなく場に設置するものなので、「クロックの枚数を増やしたくない時に銀の指輪を出すことでターン制限を延長する」という苦肉の策もとることができます。


そんな感じでゲームを進めていき、手番終了時にクロックの枚数が12枚を超えればゲームが終了。なお、クロックの枚数の把握が重要なので、クロックに計画カードを置く時は枚数が分かりやすくなるように置く工夫が求められます。


ゲームが終了したら、5つのエリアの防御力と攻撃力を計算します。すべてのエリアで防御力が攻撃力以上あればプレイヤー側の勝利。もし1つでも攻撃力が防御力を上回るエリアがあれば、その時点で楽園転覆計画の阻止に失敗となり、プレイヤー側の敗北となります。


実際にBrigareをプレイしたところ、非常にシンプルでわかりやすいルールで、サクサクゲームが進み、1ゲームがおよそ20分前後でした。ゲームのパッケージもコンパクトで、プレイの場所もそこまで広くないので、旅行先でも遊べます。

初心者でも簡単にルールを理解して遊ぶことができますが、ゲームに勝利する難度はかなり高め。今回、最初の2ゲームは手札の情報を共有しない「ノーマル」でプレイし、3ゲーム目は全員が手札を公開する「イージー」でプレイしたのですが、ノーマルプレイは2回とも敗北。イージーでのプレイはなんとか楽園転覆計画の阻止に成功したものの、手番ギリギリでようやく達成という結果でした。お互いに意見を積極的に交換し、残り手番やカードの枚数を把握し、「今何ができるのか」を徹底的に考えていかなければ、5つのエリアすべてを守り切ることは困難。非常にやり応えがあり、戦略性やリプレイ性も非常に高いと感じました。


BrigareはAmazonで、税込2970円で購入可能です。

Amazon | Domina Games Brigare (2-5人用 15-30分 8才以上向け) ボードゲーム | ボードゲーム | おもちゃ


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in レビュー,   ゲーム, Posted by log1i_yk

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