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わずか半年で1000億円超の売上を記録した「原神」はモバイルアプリゲームとして最速で売上を伸ばしている


2020年9月28日にリリースされたオープンワールドアクションRPGの「原神」は、PC・PlayStation 4・iOS・iPadOS・Androidなどの複数プラットフォームでプレイ可能な基本無料ゲームです。そんな原神のモバイル版の売上が、リリースからわずか6カ月で10億ドル(約1100億円)を超えたことが明らかになりました。

Genshin Impact Races Past $1 Billion on Mobile in Less Than Six Months
https://sensortower.com/blog/genshin-impact-one-billion-revenue

Genshin Impact Made Over $1 Billion In Just Six Months
https://kotaku.com/genshin-impact-made-over-1-billion-in-just-six-months-1846547534

モバイルアプリの市場調査企業であるSensor Towerが、原神のモバイル版がリリースから6カ月未満で10億ドルの売上を突破したことを発表しました。

原神はリリースから5カ月でApp StoreとGoogle Playでの売上合計が8億7400万ドル(約950億円)を突破しています。原神の1カ月の売上は2020年12月以降、平均約1億6000万ドル(約170億円)で、2021年3月においては23日時点で1億4800万ドル(約160億円)を超えているため、6カ月で売上が10億ドルを突破したという計算です。


なお、過去30日間のApp StoreとGoogle Playでの合計売上が原神よりも多いモバイルアプリは、PUBG MOBILE王者栄耀の2つのみ。

また、モバイル版の売上合計が10億ドルを突破したのは、原神が過去最速。爆発的な人気を誇ったポケモンGOですらリリースから9カ月かかった記録を、原神はわずか半年足らずで達成したということになります。


Sensor Towerは原神の成功は「多額の投資によって支えられた開発の速さ」にあるとして、新しいイベントや機能、キャラクターが定期的に実装されていることが、プレイヤーを引き付け、売上の増加に貢献していると分析しています。中でも新キャラクターの実装は特に売上増加に貢献しており、2021年2月末に実装された胡桃(フータオ)の場合、3月2日の1日だけで1300万ドル(約14億円)もの売上を記録しています。

【原神】エピソード 胡桃(フータオ)「驚いた?」 - YouTube


これまで新規実装されてきたキャラクターの、1日当たりの最高売上額をまとめたのが以下の画像。1日当たりの売上が最も高かったのは、鍾離(ショウリ)の1550万ドル(約17億円)です。


原神の売上が最も多いのは中国(29.5%)で、日本(27.2%)とアメリカ(18.5%)が続きます。モバイル版は特にApp Store経由での売上が多く、約60%の6億1500万ドル(約670億円)がiPhoneやiPad経由のものということになります。Google Playの売上は全体の約40%を占めており、4億940万ドル(約450億円)です。ただし、中国以外の地域ではGoogle Play経由の売上が大部分を占めており、プレイヤー支出の56.7%がAndroid端末からの課金となる模様。

なお、原神のモバイル版の売上は1日平均580万ドル(約6億3000万円)です。

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in モバイル,   動画,   ゲーム, Posted by logu_ii

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