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「スーパーマリオラン」は収益の大半をiPhoneユーザーからあげていることが明らかに



モバイルアプリのマーケティング調査から、任天堂のスマートフォン向けアプリ「スーパーマリオラン」の収益の大半がiOSプラットフォームからもたらされていることが明らかになりました。「有料アプリを中心とする収益性の高さでiOSがAndroidよりも有利」というこれまでの傾向通りの結果となっています。

Nintendo's Super Mario Run Revenue Dashes Past $60 Million Worldwide
https://sensortower.com/blog/super-mario-run-60-million-revenue

調査会社Sensor Towerによると、任天堂のモバイルアプリ「スーパーマリオラン」の収益が世界全体で6000万ドル(約66億円)を突破しました。iOSとAndroidの両プラットフォームで販売されているスーパーマリオランですが、iOS端末からの収益は全体の77%を占めており、収益性でAndroid端末を圧倒していることが明らかになっています。

もっとも、スーパーマリオランは、iOS版が2016年12月に先行販売され、Android版は2017年3月と遅れたリリースだったこともあり、3カ月ほど早く販売されたこともiOS版高収益の一因になっています。2018年第1四半期に限定すると、iOS版が65%、Android版が35%と収益の差はやや縮まりますが、それでもiOS版は高い収益性をキープしており、iOSがAndroidに端末ベースのシェアでは劣ることを考えるとiOS版の収益性の高さは際立っていると言えそうです。


また、Sensor TowerはアメリカのiPhoneユーザーがモバイルアプリに、2017年は2016年比で23%アップの58ドル(約6400円)を費やしており、そのうち36ドル(約4000円)が「ゲーム」への支出だったことも発表しています。アメリカだけでなくモバイル向けゲームは非常に有望な市場と言え、その中でも収益性の高いiOSはゲーム開発者にとって最重要プラットフォームとなりそうです。


・おまけ
任天堂の新社長に就任した古川俊太郎氏はスマートフォン向けのゲーム事業を収益の柱とすべく「売上高1000億円」という目標を掲げており、任天堂はマリオカートシリーズの「マリオカートツアー」を2019年3月までに配信することを明らかにしています。任天堂のモバイル向けゲームは売上全体の4%と低いため、強力なIP資産を活用することで、Nitendo Switch、ニンテンドー3DSに続く第3の柱に育てる構えです。

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