Excelで「ドラゴンクエストIII」をマクロ言語なしで再現した猛者が登場、実際にプレイする様子も公開中
Microsoftが開発する表計算ソフトウェアのExcelは、Visual Basic for Applications(VBA)という付属のマクロ言語を活用することで、戦略シミュレーションゲームやドラムマシンを再現することが可能です。しかし、そんなVBAを一切使わずに、関数と機能のみで名作RPG「ドラゴンクエストIII」を再現した猛者が登場。ドラゴンクエストIIIとExcelの世界が入り交じる奇妙なムービーを公開しています。
ExcelでVBAを使わないでドラクエ3を再現してみた - YouTube
Excel版ドラゴンクエストIIIは、xlsx形式で保存されています。
起動すると、アリアハンからゲームがスタート。ドラゴンクエストIIIはスーパーファミコンやAndroid、iOS、PlayStation 4、Nintendo Switchなどさまざまなハードに移植されていますが、再現されているのは大本となったファミリーコンピューター版です。
画面下部に配置されたファミリーコンピューターのコントローラーをクリックすることで操作が可能。
フィールドを歩くと、エフェクトが表示されて……
おなじみの戦闘画面に。
攻撃を受けたときの画面が上下に揺れるようなエフェクトや、メラを唱えたときの画面が白くなるエフェクトなどもバッチリ再現されています。なお、「VBAを使わずに自由に音を鳴らす方法がいまだにわからない」とのことで、BGMやSEなどはありません。
1分30秒頃からは、イルカのOfficeアシスタントであるカイルが敵として登場。
多くのOfficeユーザーをいら立たせた「何について 調べますか?」攻撃を放ってきます。
初期状態のパーティーではカイルに歯が立たないということで、「つよさ」というシートに移動。
「つよさ」のシートでは、キャラクターの強さを自由に改変できます。カイルをぶちのめすために、レベルを99、HP・MP・ちから・すばやさ・たいりょく・かしこさ・うんのよさを255に設定して再戦。
「お前をけす方法」などのExcelネタが満載されたカイルとの再戦はムービーの2分17秒頃からスタート。以下の埋め込みリンクをクリックすると、ムービーを2分17秒から見ることができます。
ExcelでVBAを使わないでドラクエ3を再現してみた - YouTube
Excel版ドラゴンクエストIIIを作り上げたのは、ブロガーのパパセンセイ氏。どのように作ったかという過程はブログで公開されており、セル上で擬似的なプログラミングを行う方法などが詳細に解説されています。
ExcelでVBAを使わないでドラクエ3を再現する | パパセンセイ365
https://papasensei365.com/excel-game-dq3/
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