滅亡目前の地球で宇宙船との交信を試み続けるジョージ・クルーニー主演・監督の「ミッドナイト・スカイ」予告編公開
地球の滅亡が目前に迫るなか、北極に残り続け、交信できなくなった宇宙船「アイテル」に対して地球の現状を伝え帰還を阻止しようとする科学者を描いた「ミッドナイト・スカイ」の予告編が公開されました。ジョージ・クルーニーが主演と共に監督を務めています。
ジョージ・クルーニー主演『ミッドナイト・スカイ』予告編 - Netflix - YouTube
「アイテル」
「バーボー天文台だ、聞こえる?」と通信を試みるオーガスティン(演:ジョージ・クルーニー)
その近くには一人の少女が座っています。
「誰かいない?」と尋ねるも、なかば諦めているかのような表情です。
一方で「こちらアイテル」と発信するのは……
宇宙船のクルーたち。
「誰か聞こえますか?」と船内に響く声。
「応答がない」
「最後のコンタクトは……」
「3週間前」
「なぜ静かなんだ?」と地球とコンタクトが取れなくなったことにクルーたちは不安をつのらせます。
一方で、北極圏の天文台ではオーガスティンと謎の少女アイリス(演:カオリン・スプリンガル)が二人だけで通信を試み続けています。
地球の未来をたくされていたという宇宙船「アイテル」に、地球の現状を伝えようとするオーガスティン。
「詳しくは知らないが」
「間違いから始まった」
「ここより強いアンテナがある」……と2人は、別の交信場所を目指すことに。
「そこなら通信できる」
マスクをつけて天文台を離れます。
「銀河系には何億もの星が存在する」
「1つくらい生きられる星がある」
宇宙では「未知に挑む」作業が進められています。
極寒の大地の中で倒れるオーガスティンとアイリス。
「家族と約束した」
宇宙空間の中で、映像でしか会えない家族。
「アイリス、返事をしてくれ」
果たしてアイリスとオーガスティンは生き延びられるのか……
宇宙との交信はうまくいくのか……。
ミッドナイト・スカイは2020年12月23日(水)よりNetflixで配信予定となっています。
なお、ミッドナイト・スカイはリリー・ブルックス=ダルトン氏の「世界の終わりの天文台」を原作としており、日本語翻訳版がAmazonで購入可能となっています。
世界の終わりの天文台 (創元海外SF叢書) | リリー・ブルックス=ダルトン, 加藤 直之, 佐田 千織 |本 | 通販 | Amazon
なお、Amazonレビューは以下のようになっています。
極地と宇宙空間で離れた孤独と孤独が重なりあう
原因は明らかではないが、地球上の人類がいなくなる。生き残りは、北極圏の天文台で最後を迎えようとした天文学者(オーガスティン)と、木星探査船で宇宙にいるクルーたち。極地にいる男は、天文台に取り残された少女アイリスを見つけ、二人で生活をする。一方、木星探査船の女性(サリー)は地球と通信ができないことで、地球人類が滅んだことを知る。別々の舞台で別々のストーリーが展開するが、木星探査船が地球に接近したときに地球の男との通信に成功する。ただし、明るい展望はない。別々の話は最後の最後でリンクする。それは謎めいた少女が媒介になるのだが、結論は読者に委ねるような曖昧なもの。すっきりしないが、絶望の中の希望を見いだしたい欲望と相まって、不思議な読後感となる。
・関連記事
世界の終わりが到来して文明が失われた時に生き残るサバイバル術で最も重要なこととは? - GIGAZINE
人類滅亡までの残り時間を示す「世界終末時計」、滅亡まで「あと3分」のまま変わらず - GIGAZINE
世界の終わりに備えたデザイン性重視のサバイバルキット「JUST IN CASE」 - GIGAZINE
新型コロナウイルス以上の「人類滅亡の危機」は起こりうるという警告 - GIGAZINE
これが世界の終わりだ、全世界が崩壊する終末を映像化した「2012」高画質予告編登場 - GIGAZINE
・関連コンテンツ