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GitHubのCEOが削除された「youtube-dl」のリポジトリ復活に向けて動く


GitHubで公開されていた動画ダウンロードプロジェクト「youtube-dl」のリポジトリが、全米レコード協会(RIAA)からの要請を受けて削除されたことに対して、GitHubのナット・フリードマンCEOが開発者のIRCチャンネルに参加し、リポジトリをできる限り早く復活させたいという意図を明らかにしました。


RIAA's YouTube-DL Takedown Ticks Off Developers and GitHub's CEO * TorrentFreak
https://torrentfreak.com/riaas-youtube-dl-takedown-ticks-of-developers-and-githubs-ceo-201027/

「youtube-dl」はYouTubeやbilibili、Vimeo、ニコニコ動画などにアップロードされている動画やSoundCloudの音楽ファイルなどのダウンロードを行うプログラムで、GitHubでコードが公開されてきました。しかし、RIAAが著作権の技術的保護手段の回避を行っているとして、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)に基づいた削除を要請したことで、コードは削除されました。

YouTube動画ダウンローダーのリポジトリをGitHubが削除、音楽業界団体からの要請に基づき - GIGAZINE


しかし、フリーソフト・オープンソースソフトを支援する非営利団体やジャーナリストから反論が上がっています。

「GitHubに削除されたYouTube動画ダウンローダーは著作権侵害用ツールではない」とオープンソース団体やジャーナリストが反発 - GIGAZINE

by BRICK 101

こうした動きに、GitHubのCEOであるナット・フリードマン氏も反応。開発者の集まるIRCチャットに姿を見せ、youtube-dlのリポジトリをなるべく早く復元したいと述べました。

最初はCEOを名乗る何者かではないかと疑いをかけられたフリードマン氏ですが、自身のTwitterを利用して本人であることを証明。開発者たちも本物であることを認め、どうすればよいか相談を行いました。


なお、問題となっているyoutube-dlは、オリジナルのリポジトリこそ削除されたままですが、RIAAの動きに反発する有志により、GitHub上に多数のミラーが発生しています。

中には、youtube-dlを“画像”化して共有する人も登場。


収拾がつかない状況に対して、stephen304氏は終わらないモグラたたきをする猫の画像を投稿しています。


ニュースサイトのTorrentFreakは、RIAAの動きが、圧力をかけることが余計に問題を拡散させてしまう「ストライサンド効果」を生んだと指摘しています。

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in ネットサービス, Posted by logc_nt

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