×
ソフトウェア

ChromeのYouTubeで広告削除ツールを無視して広告が強制表示される

By Rego Korosi

ウェブページの表示スピードを速めて快適なブラウジングを楽しもうと「Adblock Plus」や「AdBlock」といった広告を削除する拡張機能をブラウザに入れることがありますが、一部のChromeユーザーから「広告を削除する拡張機能を入れているのにブロックできない」などの批判が相次いでおり、Googleが広告削除ツールを回避して広告を強制表示している可能性まで疑われています。

Google Chrome reportedly bypassing Adblock, forces users to watch full-length video ads
http://www.neowin.net/news/google-chrome-reportedly-bypassing-adblock-forces-users-to-watch-full-length-video-ads

YouTube Now Bypassing Ad Blockers On Google Chrome
http://www.ibtimes.com/youtube-now-bypassing-ad-blockers-google-chrome-2085396

revVGCというユーザーがツイートした内容によれば、AdBlockを入れたChromeでYouTubeのムービーを鑑賞したところ、通常であればブロックされているはずのプリロール動画広告が表示されたとのこと。プリロール動画広告とは、ムービー再生前に表示される広告のことで、通常であれば再生から数秒後にスキップボタンを押すことでスキップできます。しかしながら、ツイートされたスクリーンショットを見るとスキップボタンは表示されておらず、ムービーを見るまでに約3分の広告が強制的に表示されていたそうです。

同様の報告は他のユーザーからも出ていて、SteeScribblesというユーザーによれば、広告削除ツールを入れていてもYouTubeで動画広告が表示されるのはブラウザの中でもChromeだけで、広告削除ツールを入れているとスキップボタンが消失し、強制的に動画広告を最初から最後まで見させられるそうです。また、広告削除ツールを入れていても広告が表示されるのは、収益化をオンにしている再生時間が長いムービーとのこと。

多くのユーザーからChromeのYouTubeで広告削除ツールが正常に動作しないことが報告されたことを受けて、AdBlockの配布元は拡張機能を入れていても、ChromeのYouTubeで広告をスキップする方法として、ChromeからYouTubeアプリを削除することを推奨しています。


今回の一件によりGoogleが意図的に広告削除ツールをブロックしていることが疑われましたが、Google Chromeがソースコードを使ったChromiumのフォーラムでは「バグである」という指摘がされており、回避方法を公開したAdBlockもGoogleがバグを修正するアップデートを配布すると見込んでいます。


なお、編集部で「AdBlock」をオンにしたChrome・「Adblock Plus」をオンにしたChrome・両方オンにしたChromeの3パターンでYouTubeのムービーを見てみましたが、いずれも「エラーが発生しました。しばらくお待ちください。」と一瞬表示されるだけでプリロール動画広告が再生されることはありませんでした。

・関連記事
広告を消す拡張機能「Adblock」をネットユーザー全体の5%が利用している実態が明らかに - GIGAZINE

「Google Chrome 45」の安定版がリリース、Flashムービーの自動再生オフでヌルサク動作に - GIGAZINE

「Adblockのビジネスモデルは違法」として広告会社に訴えられる - GIGAZINE

ブラウジング時のメモリ消費量削減など、Google Chrome 45で投入された改善いろいろまとめ - GIGAZINE

Adblockよりもはるかに軽い広告除去ツール「µBlock」を使ってみました - GIGAZINE

in ソフトウェア,   ネットサービス, Posted by darkhorse_log