ピリ辛の四川風麺とパイが勢ぞろいなミスドの「misdo meets 陳建一 THE四川スペシャル」全6種試食レビュー

ミスタードーナツから、赤坂四川飯店のオーナー・陳建一氏とのコラボ「misdo meets 陳建一 THE四川スペシャル」のメニューとして「四川担々麺」「ジャージャー麺」「海老野菜そば」「チャーシューパイ」「エビチリパイ」「ごま団子風パイ」の6種類が2020年10月2日(金)から登場しています。陳氏とのコラボは2020年4月に続き2回目ということで、今回もお店に行って食べてきました。

misdo meets 陳建一 THE四川スペシャル｜新商品｜ミスタードーナツ
https://www.misterdonut.jp/m_menu/new/201002_chen_kenichi/

ミスタードーナツに到着。

お店の前には「misdo meets 陳建一 THE四川スペシャル」の垂れ幕がかかっていました。

さっそく店内で新メニューを注文。「四川担々麺」「ジャージャー麺」「海老野菜そば」の3種はイートイン限定での提供となっており、注文時には番号札をもらって出来上がるまで少々待つ必要があります。

注文から5分ほどして、四川担々麺(左)とジャージャー麺(右)が到着。海老野菜そばは、他2品よりも遅れて提供されました。

まずは四川担々麺から食べてみます。スープは真っ赤というより、ややオレンジに近い色合い。

食べてみると、スープは練りごまの濃い味わいが楽しめますが、麺はストレートの細麺でつるつると食べやすいです。辛さは舌が痛くなるような辛さではなく、少し唐辛子のピリッとした辛さが感じられる程度。

トッピングの豚ミンチは、テンメンジャンとしょう油で炒めてラー油で味つけしているとのことで、甘辛かつ豚肉のうま味が広がる味わい。ネギは少量なのでただの彩りかと思いきや……

スープにネギ油が入っているためか、ネギの風味もしっかりと感じられる味わいになっていました。

続いて、ジャージャー麺を食べてみます。上にかかっているソースは豚ミンチにテンメンジャン・タケノコ・シイタケなどを加え、とろろ芋で滑らかな食感を足しているとのこと。

ソースをたっぷりからめて食べると、こちらも辛さは控え目。テンメンジャンの甘みとコク、シイタケ・タケノコの少しクセのある風味が強調された濃厚なソースになっています。濃厚なソースに細い麺の存在感がかき消され気味なので、個人的にはもう少し太い麺にしてほしかったところ。

他2品から3分ほど遅れて、海老野菜そばが到着しました。

海老、白菜、きくらげ、タケノコ、長ネギが具材として入っており、麺3種の中では一番野菜が多め。

白湯スープには少しとろみがついており、野菜の甘みと魚介の風味がとけだした優しい味わいです。

食べてみると、細麺にとろみのあるスープがからんで長ネギ・タケノコ・海老そのものの素材の味がしっかり感じられます。四川担々麺とジャージャー麺はこってり甘辛い味わいでしたが、海老野菜そばは、素材そのものの風味を生かしたあっさり目の仕上がりになっていました。

新メニューであるパイ3種はテイクアウトが可能ということで、持ち帰ってきました。

ミスタードーナツでは陳氏と何度かコラボを行ってきましたが、パイメニューは初とのこと。まずは角切りチャーシュー入りのチャーシューパイから食べてみました。

半分にカットしてみると、角切りチャーシューが中央に1個入ってました。中のソースはチャーシューに合う特製の醤(ジャン)を使用した甘辛ソースとのこと。

一口食べると、小さいながらもかみ応えのあるチャーシューのうまみが口の中に広がります。バター香るサクサクのパイ生地と甘辛いソースが相性ぴったりで、肉・バター・甘辛ソースと全体的にかなりこってりした味わい。

続いてエビチリパイを試食。

中に入っているチリソースは甘みが強めで、後味にピリッとした辛みが感じられます。

また、中には小さくカットされた海老も入っているので、プリッとした食感と海老の風味もしっかりと味わうことができます。

最後は唯一の甘味メニュー、ごま団子風パイ。

中にはごまあんがぎっしり入っており……

もちもちの白玉も入っていました。パイ3種の中ではバターの香りが最も強く、後味もバター風味が強め。なので黒ごまあんの風味がやや存在感が薄く感じられます。白玉のほどよいもちもち感と、サクサクのパイの食感、ねっとりしたごまあんと3種の食感が楽しいパイになっていました。

「四川担々麺」「ジャージャー麺」「海老野菜そば」は税抜530円、「チャーシューパイ」「エビチリパイ」「ごま団子風パイ」は税抜230円となっています。2020年10月2日(金)から2021年3月下旬までの期間限定で、一部店舗を除く全国のミスタードーナツで購入可能です。