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PCゲームの「割れ状況」を監視するウェブサイト「CrackWatch」


インターネットを通じてソフトウェアや音楽を配布するという違法行為が横行しており、多数のゲームが海賊版として非合法に流通しています。「CrackWatch」は、PCゲームがクラックされたかどうかを監視して、割られていないかを調べられるウェブサイトです。

Crack Status of DENUVO Games | CrackWatch
https://crackwatch.com/

CrackWatchにアクセスすると、「当サイトはゲームに関する違法なファイルなどをやり取りするサイトではなく、ゲームのクラック状況についての情報を提供するサイトです」という注意書きが表示されるので、「OK,got it!」をクリックして同意します。


各タイトルのクラック状況を調べるには、上部タブの「GAMES」をクリック。


上部の検索欄から単語を入力して、ゲームのクラック状況を調べられます。今回はSteamを運営するValveが開発したゲームの中でも傑作と名高いFPSパズルゲーム「Portal 2」を検索欄に入力して、即時表示される検索結果から「Portal 2」をクリックします。


すると、「Portal 2」のクラック状況の詳細が表示されます。「Portal 2」は「AFTER 0 DAY Cracked(0日でクラックされた)」とのことで、発売直後に割られてしまった様子。


というよりも、RELEASE DATE(発売日)が2011年4月18日、CRACK DATE(クラックされた日)が2011年4月16日となっているので、CrackWatch上では発売日直後に割られたというよりも発売日の2日前に割られたことになっています。実際に発売の2日前に出回っていたのか、単なる表示上のバグなのかどうかは不明。


他にも「DARK SOULS: REMASTERED」や……


FALLOUT 4」など、多くのAAAタイトルが発売即日でクラックされています。


一方で、最強コピーガード「Denuvo」を採用した「デス・ストランディング」のように発売以降一度もクラックされたことのないゲームも存在。


他にも「Denuvo」を採用した「プラネット ズー」や、独自コピーガードを採用した「レッド・デッド・リデンプション 2」などは発売以降300日以上にわたってクラックされていないようでした。


なお、「レッド・デッド・リデンプション 2」は「ARXAN」というコピーガードを開発したチームが作り上げた新型コピーガードを、開発元のRockstarが独自改造したものを使っているとのことです。

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in ネットサービス,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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