【訃報】「現役最高齢芸人」として81年にわたり活躍した漫才師・内海桂子さん死去

漫才コンビ「内海桂子・好江」として半世紀近く活躍し、77歳のときに24歳年下のマネージャーと結婚、80代後半になってからTwitterを開始するなど、現役芸人として最前線に立ち続けた漫才師の内海桂子さんが、多臓器不全のため都内の病院で亡くなりました。97歳でした。

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漫才界の大御所 内海桂子さん死去 97歳 | おくやみ | NHKニュース
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内海さんは1922年(大正11年)生まれ。自分で月謝を稼ぎつつ三味線と琴を習っていたところ、芸人の興行の助っ人に行くことになり、夫婦漫才師だった高砂家とし松・雀家〆子の〆子の代役(2代目〆子）として1938年、16歳の時に浅草橘館で初舞台を踏みました。

高砂家とし松と「2代目〆子」内海さんのコンビは好評だったものの、男女間の問題などにより解散。その後も10数人とコンビを組んでは解消していましたが、縁があって、夫婦漫才師荒川小芳・林家染寿の14歳の娘・好江を預かることになり、1950年にコンビを組んで「内海桂子・好江」としてデビューしました。

「内海桂子・好江」は1958年のNHK漫才コンクールで優勝、1982年に芸術選奨文部大臣賞受賞、1989年に紫綬褒章受章、1995年に勲四等宝冠賞受賞など、長期にわたり活躍。1997年に好江さんが病死するとピン芸人に戻りました。1999年、77歳のときに24歳年下のマネージャーと結婚。内海さんは過去に相方との間に子どもをもうけたことがあるものの、結婚はしていなかったことから、77歳の初婚という点も話題になりました。

2010年からはTwitterを開始。1日に最低1件はツイートするペースで、2020年4月14日まで更新を続けていました。

内海桂子さん (@utumikeiko) / Twitter
https://twitter.com/utumikeiko