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Apple Watchはさまざまな方法でユーザーを命の危機から救っている


Apple Watchは登場以来多くのユーザーを命の危機から救ってきたことが明らかになっており、心拍数の異常を検知したり、気を失って顔面流血のおじいさんの早期発見に貢献したりと、さまざまな活躍が報じられてきました。そんなApple Watchによる複数の人命救助事例がメディアに取り上げられています。

My Apple Watch saved my life: 5 people share their stories - CNET
https://www.cnet.com/news/my-apple-watch-saved-my-life-people-share-stories-fall-detection-heart-rate-notifications/

Apple Watch continues to help save lives in a variety of ways | Appleinsider
https://appleinsider.com/articles/20/07/26/apple-watch-continues-to-help-save-lives-in-a-variety-of-ways

カンザス州ポモナ在住のヘザー・ヘンダーソンさんは、2019年にApple Watchの高心拍数通知システムから「心拍数が120bpmを超えている」という通知を受け取ったそうです。特に症状はなかったそうですが、高心拍数を検出しているという通知は夜通し続いたそうで、当初ヘンダーソンさんは「心臓の鼓動の異変を感じることができなかったため、Apple Watchが正しくないと思っていました」と語っています。

通知があった翌日、ヘンダーソンさんは念のために緊急治療室へ行ったところ、甲状腺機能亢進症と診断されたそうです。ヘンダーソンさんは「医師が集中治療室について言及するのを聞いて、初めて症状がどれほど深刻かを理解しました」と語っています。

ヘンダーソンさんは「心拍数を定期的にチェックするような人間ではないので、Apple Watchがなかったら心拍数の異常を検出できなかったと確信しています」と語り、Apple Watchの重要性を主張しています。


フロリダ州オーランド在住のジェイソン・ソシエさんは、2019年9月にApple Watchから「心臓に問題がある可能性」を警告されたそうです。これはソシエさんが体調を崩してから数週間後に受け取った通知とのこと。その際についてソシエさんは、「Apple Watchを装着するとすぐに、今まで聞いたことのないような音が鳴りました。画面を見ると、心房細動の可能性があると通知されていました」と語っています。

翌朝、ソシエさんは仕事に向かったものの、同僚から顔色が悪いと指摘され、最終的に緊急治療室に向かうことに。ソシエさんによると「私が病院に着くと、すぐに医療チームが私の状況を正確に把握し、私が心停止に近づいていると言ったのです」とのことで、かなり切迫した状態で病院に駆け込む形となったことがわかります。

ソシエさんはApple Watchについて「安心毛布のようなもの」と表現しており、「私にとってはこれから一生、継続的に使用することとなると思います。Apple Watchを装着して心拍数を観察することは良いことです」と語っています。


ニューヨーク・ブルックリン在住のジョージ・コメティアーニさんは、30歳の時に膝に違和感を感じるようになったそうです。当時、コメティアーニさんは体重が300ポンド(約136kg)近くあったため、健康のために何かを始めることにしたとのこと。

医者の助言もあり食生活を変えることで30ポンド(約14kg)の減量に成功したものの、筋肉量が減ったそうです。そこで、コメティアーニさんはApple Watchを購入。毎日の運動量を測定し、アクティビティアプリで1日のムーブゴールを達成するように運動を始めました。

コメティアーニさんは「Apple Watchは自分が1日にどれだけ運動する必要があるかを理解するのに本当に役立ちました」「批判などからは切り離された視点から運動量の不足を伝えてくれるアクティビティアプリは本当に役立ちます」と語っています。なお、コメティアーニさんはApple Watchを購入してから1年で100ポンド(約45kg)の減量に成功し、いびき・関節痛・腰痛・頭痛などの悩みから解放されることとなったそうです。


ケイシー・アンダーソンさんは2017年後半に、追突事故の被害にあいました。その際、顔をハンドルやヘッドレストに強く打ちつけ、しばらくの間目が見えない状態に陥りました。事故にあい目が見えない状態で、アンダーソンさんは自分がApple Watchを装着していることを思い出し、Siriを使って緊急通報用電話番号に電話をかけることで、救急隊員に無事救助されたそうです。

他にも、Apple Watchの転倒検出機能により、気を失って顔面から流血した状態のToralv Østvangさんを早期発見することに成功したという事例も紹介されています。

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in ハードウェア, Posted by logu_ii

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