ハードウェア

人気YouTuberがApple Watchにより命の危機から救われる


チャンネル登録者数36万5000人超の「3D Printing Nerd」というYouTubeチャンネルを運営するYouTuberのJoel Tellingさんが、Apple Watchにより命の危機から救われたことを自身のTwitterアカウント上で報告しています。

Apple Watch alerts popular YouTuber to tachycardia caused by dehydration and stress - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2020/01/14/apple-watch-tachycardia-youtuber/

2020年1月13日、Tellingさんは突如Twitter上で「昨夜は楽しかった!これは心拍数が120BPMを記録した頻脈のため、救急救命室(ER)で検査を受ける私の写真です。心臓検査は楽しいです」とツイート。


さらに、ERで検査を受けた理由として「自分のApple Watchが心拍数の上昇を通知したためです。私が手首につけているこの小さなデバイス(Apple Watch)は素晴らしいです」とツイート。ツイートと一緒に、10分以上心拍数が120BPMを超えていたことをユーザーに伝える通知のスクリーンショットが添付されています。


続けて、「ありがたいことに、検査の結果は肺塞栓症ではありませんでした。自分の頻脈は最近の旅行からきたと思われるストレスと、脱水症状によるものだそうです。数回の点滴の後、心拍数が下がってきたことがわかり、とてもとてもありがたく思います」とツイート。


さらに、「そして、私はERへ送り届け、その後、深夜2時に病院を出るまで私を待っていてくれた妻には信じられないほどの感謝を送りたいです」と、自身の妻に感謝の言葉を送っています。


頻脈は安静時の心拍数が100BPMを超える状態を指し、緊急に医療機関の受診を行い、薬物による中和を行わなければ、人体に深刻な影響を及ぼすケースもあるという状態です。心不全や脳卒中、最悪の場合には死に至るケースもあります。2020年には既に、同じようにApple Watchの装着者が頻脈を検知してもらったという事例が報告されています。

新年早々Apple Watchが心拍数の異常を検知して男性の命を救う - GIGAZINE


Tellingさんの事例を報じたApple関連メディアの9to5Macは、「Apple Watchの受動的ヘルスモニタリング機能がどれだけ強力かを表している」と記しています。

なお、Apple Watchでは高心拍数もしくは低心拍数についての通知を受け取ることが可能。安静時に10分以上設定値を上回るもしくは下回る心拍数を計測し続けた場合、ユーザーに通知を送ります。この設定値はユーザー自身で変更することが可能で、Apple Watchアプリの「マイウォッチ」→「心臓」から設定できます。

Apple Watchで心拍数を確認する - Apple サポート

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
新年早々Apple Watchが心拍数の異常を検知して男性の命を救う - GIGAZINE

Apple Watchの転倒検出機能により命の危機を救われる事例が再び報告される - GIGAZINE

Apple Watchの心電図機能が再び人命救助、リリースから1週間でイギリス人ユーザーの命を救う - GIGAZINE

またもやApple Watchに命を救われる事例が登場、ECGアプリがヨーロッパでリリースされてわずか1週間で - GIGAZINE

Apple Watchがまたも人命を救う、転倒検出機能が気を失って顔面流血のおじいさんの早期発見に貢献 - GIGAZINE

リリースされたばかりのApple Watchの心電図機能でさっそく命を救われる事例が報告される - GIGAZINE

Apple Watchの心拍数検知機能で命を救われる人が続々 - GIGAZINE

またしてもApple Watchに命を救われる人が現れる、今度は18歳の女性で心拍数の急上昇を検知 - GIGAZINE

Apple Watchのおかげで命を救われた男性、そしてわかり始めたApple Watchの真の魅力とは - GIGAZINE

「Apple Watch」がひっそりと忍び寄る命の危険から老人を救う - GIGAZINE

in ハードウェア, Posted by logu_ii

You can read the machine translated English article here.