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21年前にリリースされた人気ゲームに7年以上の開発期間を経た大型バージョンアップパッチが突如登場


SteamEpic Gamesストアなど、ゲーム配信プラットフォームを活用することで、個人や小規模な開発会社でもインターネットを介してゲームをダウンロード販売できるようになり、リリース済みのゲームを簡単にアップデートすることも可能です。そんな中、1999年にリリースされたゲーム「Worms Armageddon」で、7年ぶりに大型アップデートが行われました。

Worms Armageddon - Patch 3.8 - Live Now! - Steamニュース
https://store.steampowered.com/newshub/app/217200/view/4889171591903920896


7年ぶりのアップデートを迎えたWorms Armageddonのバージョン3.8がどんなゲームなのかは以下のムービーを見るとわかります。

Worms Armageddon - Patch 3.8 Trailer! - YouTube


Worms Armageddonはワームを動かして、ランダムに生成される地形を進みながら、爆弾を放り投げたり砲弾を発射したりして、相手チームのワームを倒すか画面外に落とすかすれば勝つというターン制ストラテジーアクションゲームです。もともとイギリスのゲーム開発スタジオ・Team17が1997年にリリースしたゲーム「Worms 2」の拡張版で、1999年1月にWindows PC版が発売されました。その後、PlayStationやドリームキャスト、ゲームボーイカラー、NINTENDO64に移植されています。


そんなWorms Armageddonのバージョン3.8アップデート内容が主に以下の8点です。

◆01:オプションの追加
ワームの物理計算や確率を調整してバランスを改善する「RubberWorm」など、これまでWorm Armageddon向けに開発されてきたModが正式に採用されました。シングルプレイヤーモードをクリアすれば、追加されたさまざまなオプションを有効化することがでます。

◆02:アニメーションの改善
2DゲームのWorms Armageddonでは、フレームレートは最大50fpsに制限されていたとのこと。しかし、バージョン3.8のパッチを適用すれば、ゲームエンジンがワームや武器の動きをフレーム間補正してくれるようになり、より滑らかに動いて見えるようになります。バージョン3.8での動き(上)と以前までの動き(下)を比較した以下のGIFアニメーションを見るとよくわかります。


◆03:ウィンドウモードの追加
これまでフルウィンドウモードでしか遊べなかったのが、ウィンドウモードでプレイできるようになりました。これによって、画面解像度を変更したり特殊な設定をしたりする必要がなくなり、ウィンドウをキャプチャしてプレイの実況をすることが容易になります。


◆04:ゲーム実況配信者への配慮
ウィンドウモードに加えて、ゲームウィンドウが非アクティブ状態でも音楽の再生を継続できるようになったり、オンラインモードでプレイする際にIPアドレスをゲーム画面に表示しないようになったりするなど、ゲーム実況を想定した機能が追加されました。

◆05:オンラインゲームにCPUプレイヤーを追加可能に
これまでオンラインゲームには人間のプレイヤーしか参加できませんでしたが、CPUを追加することで、人数が少なくてもボリュームのあるオンラインゲームをプレイできるようになります。また、CPUのみでオンラインモードを遊ぶことも可能なので、観戦するためだけにCPUのバトルをオンラインモードで始めることも可能になっています。


◆06:地形の保存
Worms Armageddonではランダムに地形が生成されます。バージョン3.8からはゲーム内チャットで「/map」と打ち込むか、Alt+Pauseのショートカットを使うと、その時点での地形のスナップショットを保存することが可能。このスナップショットを読み込めば、後日同じマップをプレイすることが可能になるというわけです。


◆07:互換性
Worms Armageddonは1999年に発売されたゲームで、Steamで配信されたのが2013年。そのため、これまで正式に対応しているOSはWindows XPまでとなっていましたが、今回のアップデートでWindows 10に正式対応。さらに、LinuxのWindows互換ソフトウェアであるWineProtonなどでも動作できるようになっています。加えて、OpenGLレンダラーが追加されたことで、ウィンドウモードの解像度がハードウェアに依存することもなくなるとのこと。


◆08:言語対応
翻訳ボランティアの努力により、英語に加えてフィンランド語・フランス語・ドイツ語・ポルトガル語・ロシア語・スペイン語・スウェーデン語に完全に翻訳されました。また、フィンランド語・フランス語・スペイン語についてはゲームの説明書である「Readme」ドキュメントも翻訳済みだそうです。

バージョン3.8のアップデートは全部で370カ所の修正、45箇所の変更、61種類の新機能追加が行われています。7年以上の開発期間を要したバージョン3.8のアップデートパッチは、クローズドベータテストを経た後に正式に公開される予定です。

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in 動画,   ゲーム, Posted by log1i_yk

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