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AppleがiPhone 12にイヤホンやアダプタを同梱しない可能性


Appleは2020年にリリースされる次期iPhoneのパッケージに、有線イヤホンや電源アダプタを同梱しない可能性をアナリストが報告しています。

Kuo: Apple will not include earbuds or charger in iPhone 12 box - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2020/06/28/iphone-12-no-earbuds-power-adapter/

Apple関連の確度の高いリーク情報を取り扱ってきたアナリストのミンチー・クオ氏が、次期iPhone(iPhone 12)を現行の最新モデルであるiPhone 11と同じ価格で販売し続けるために、有線イヤホンや電源アダプタといったアクセサリの同梱をなくすことでコスト削減を目指すのではないかと報告しています。


なお、なぜiPhone 12がiPhone 11よりもコストが高くなるのかというと、2020年に登場するとウワサされてきた5G対応iPhoneのための5Gコンポーネントが高価なためです。クオ氏は「同梱アクセサリを減らすことで、iPhoneのパッケージサイズがかなり小さくなり、運送費も削減され、より環境に優しくなる」と述べています。

クオ氏はiPhone 12の同梱物にLightningケーブルが含まれるかどうかは不明としています。なお、Appleはその他製品で、Apple Watch Series 3に専用の磁気充電ケーブルを同梱しているものの、電源アダプタは同梱していません。


AppleはiPhone 11 Proに18W USB-C電源アダプタを同梱していますが、iPhone 11にはより安価な5Wの電源アダプタしか同梱していません。さらに、Appleが20Wの電源アダプタを開発しているというリーク情報があり、これがiPhone 12に同梱されるのではとウワサされていましたが、クオ氏は「20Wの電源アダプタは正規のものであるものの、iPhone 12には同梱されません。代わりに、オプションの購入品として別売りされます」と述べています。なお、クオ氏はAppleが5Wと18Wの電源アダプタを廃止し、新しい20Wの電源アダプタを推していくのではと予想しています。


また、Appleは2020年後半に新しい10.8インチiPad、2021年前半に8.5インチのiPad miniをリリースするとウワサされていますが、これらの新型iPadには引き続き電源アダプタが同梱されるとクオ氏は予想しています。

Apple関連メディアの9to5Macは「多くのiPhoneユーザーはすでに多くの電源アダプタとイヤホンを所持しているため、これらのアクセサリを同梱品から外しても不便ではない可能性があります。しかし、コミュニティから『Appleがすべてのアクセサリを値上げしようとしている』という不満が漏れることは確実でしょう」と記しています。加えて、Appleがイヤホンの同梱を止めればAppleのワイヤレスイヤホンであるAirPodsシリーズの売上はさらに増加するものと見られています。


なお、iPhone 12は4つのモデル(5.4インチモデル、6.1インチモデルが2つ、6.7インチモデル)で構成されると予想されています。加えて、AppleはiPhone 12ではじめてラインナップのすべてでOLEDディスプレイ(有機ELディスプレイ)を採用するとウワサされています。

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in モバイル, Posted by logu_ii

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